・亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。
・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件（呉座騒動）」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。
「匿名で悪口スクショが続々と…」呉座勇一氏“中傷投稿”問題、渦中の北村紗衣氏が語る顛末 | 文春オンライン
自分を責める気持ちが湧いてきて…呉座勇一氏“中傷投稿”問題、北村紗衣氏が語る「二次加害の重み」 | 文春オンライン
呉座勇一「炎上」事件で考える、歴史家が歴史修正主義者になってしまうということ | ハーバー・ビジネス・オンライン
知識人「言論男社会」の深すぎる闇…「呉座勇一事件」の背景にあったもの（後藤 和智） | 現代ビジネス | 講談社（1/7）
令和三年・呉座の乱:ロマン優光連載183 (2021年3月26日) - エキサイトニュース
ベストセラー『応仁の乱』呉座勇一さんを名古屋大教授らが提訴 「オープンレターを削除する義務ない」 - 弁護士ドットコム
武蔵大准教授の北村紗衣氏、甲南大非常勤講師を提訴 「ツイッターで名誉毀損された」 - 弁護士ドットコム
・当ブログへのご意見・ご感想などは下記のメールアドレスまでご連絡下さい。
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「世の中に片付くなんてものは
殆 んどありゃしない。一遍起った事は何時までも続くのさ。ただ色々な形に変るから他 にも自分にも解らなくなるだけの事さ」
●止まらない北村紗衣氏への誹謗中傷
亀田センセイが、例の呉座騒動後も俎上に上げていた北村紗衣氏ですが、今も尚、陰湿な誹謗中傷というか、脅迫めいた攻撃を繰り返し受け続けているようです。
※以下のツイートは、ご参考までに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。
ツイートは保存しましたので、こちらのアカウントの通報をお願いします。https://t.co/8vYgv32s1V https://t.co/jo7TxSTMo1
— saebou (@Cristoforou) 2022年3月17日
こちらも保存しましたので、アカウントの通報をお願いします。https://t.co/ftsE3lfHA0https://t.co/4yKdUQ7dts
— saebou (@Cristoforou) 2022年3月17日
何度でも言いますが、自分は北村紗衣氏のファンでもフェミニストでも無く、そもそもフェミニズムに興味も関心も全くありません。フェミについて何か語れ、と言われても困惑するだけです。
とはいえ、理由はどうであれ、上記のような名誉毀損、脅迫まがいの誹謗中傷などは絶対に許されないと考えております。フェミニスト云々は一切関係無くです。
翻って、北村氏にこうして延々と中傷が続いている現況は、遠く台湾の地の亀田センセイにとっても、不本意極まりないと思います。言うまでもなく、上記の件で亀田センセイに直接の非や責任は一切ございません。しかし、いつまで経っても北村氏への中傷が収まる気配が無いのは、亀田センセイにとってもいい迷惑でしょう。まさか、ご自分の舌禍（？）が発端となって、ここまで事態が悪化するとは、想定外だと考えておられる可能性があります。
●亀田俊和氏と北村紗衣氏の邂逅
閑話休題。もとより、亀田センセイと北村紗衣氏は畑違いであり、専門分野はそれぞれ全く異なります。歴史学者の亀田センセイは主著『観応の擾乱―室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い』（中公新書、2017年）に代表されるように、南北朝時代を中心にした日本中世史であり、他方、イギリス文学者の北村氏は主にシェイクスピアや舞台美術史などの研究がご本業です。
とどのつまり、通常ならば、お二方は研究者と言っても、交わる機会は基本的に少ない筈でした。実際、北村氏がツイッターで初めて亀田センセイに触れたのも、ベストセラーとなった上述の『観応の擾乱』（中公新書）の読書メーターのツイートのみだったようです。
【観応の擾乱 - 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い (中公新書)/亀田 俊和】を読んだ本に追加 → https://t.co/wBcdR0G36U #bookmeter
— saebou (@Cristoforou) 2019年6月25日
実は最初に引用リツイート*1で、北村氏にわざわざ声を掛けていらっしゃったのは、亀田センセイの方だったのです。
※下記のツイートは、ご参考までに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。
書店イベントする→本にサインしないといけない→字が下手すぎてサインが苦手なので蔵書印的なものを作ってそれで代用できないかと考える→連れ合いにそれでは史料的な価値がなくなると反対される
— saebou (@Cristoforou) 2019年6月29日
花押なら下手とかない（はず
— 串田純一 (@JunKushita) 2019年6月29日
この間『観応の擾乱』を読んだら、足利直義の花押を使う文書の発行状況がやる気ないとか批判されてました…
— saebou (@Cristoforou) 2019年6月29日
そんなこともあってお兄さんと仲が悪くなったんですかね
— 串田純一 (@JunKushita) 2019年6月30日
北村氏がハイデガー研究の著作でも知られる串田純一氏との他愛の無い会話の中で、『観応の擾乱』（中公新書）の感想を少しだけ何気無く呟いたところ、エゴサーチでもしていたのか、早速、亀田センセイは食いついたのでした。
※下段のツイートは、ご参考までに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。
初めて言ったのは私でないですけどね。 https://t.co/pJZ6dlXyNf
— 亀田 俊和 (@kamedatoshitaka) 2019年6月30日
おお。私も蔵書のサインの研究をしていたことがあるので、花押の話がとにかく印象的で…
— saebou (@Cristoforou) 2019年6月30日
突如、割り込むような形になったとはいえ、当時はごく平穏かつありふれた遣り取りで終わりました。しかしながら、呉座騒動が起こるまで、互いに接点が全く無かった訳でも無いのが実情だったのです。このことは、北村氏ご本人も認めております*2。
●亀田俊和氏、先制（？）ブロックして北村紗衣氏に言及……！？
それから数年後。既出の通り、亀田センセイは網野善彦をレフティ云々で（w*3）のマークを語尾に付けて評されました。本来、レフティとは英語で左利き、又は左利きの人を意味する単語であり、主にサッカーなどのスポーツ選手に使われる用語でもあります。無論、所謂「左派」の人を示す言葉の意味もありますが。亀田センセイご本人にしてみれば、少し捻りを利かした皮肉というか、ジョーク感覚のつもりだったと推定されます。自分などは、網野善彦は左利きだったのだろうか？これでは聞こえようによっては、左利きの人から、あらぬ誤解や反発を招きかねない不用意なご発言だなあ、などと当時は思っていましたが。
ともあれ、その後、名指しではありませんが、亀田センセイのご発言を北村氏が評されたところ……。これまたエゴサでもしていたのか、亀田センセイご本人は即座に反応されたのでした。
※以下の亀田センセイ及び北村紗衣氏のツイートは、ご参考までに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。尚、亀田センセイは当時のツイートの一部を削除しているため、やむなく、アーカイブやはてなブックマークに残っている分の証跡などを掲載しております。
冷笑系とかいう言葉あるでしょ。最近話題の網野善彦発言、あれは冷笑系だと思うんだけど、網野善彦って冷笑とは反対のロマンチックがとまらない文章を臆面もなく、かつ自覚して書いてると思うんですが、冷笑系ってのはそういう暑苦しいくらいの愛と情熱が隠れた文章を見分けられないのではないか。
— saebou (@Cristoforou) 2021年3月16日
呉座勇一さん、私は全く面識がないし著作も読んだことないんですが、鍵アカウントで私に見えないように私の悪口を言っているというスクショいただきましたー。かわいらしい方ですね。 pic.twitter.com/JDBFhxLj5v
— saebou (@Cristoforou) 2021年3月17日
なんかこの方について、複数の信頼できる筋から「この人しょっちゅう北村さんの悪口言ってますよ」っていう報告きてるんですけど、鍵をかけて他分野の比較的若手の女性研究者（研究上全く接点がないし会ったこともない）に対して見えないようにいっぱい陰口をたたいている男性研究者アカウントですか？
— saebou (@Cristoforou) 2021年3月17日
今知り合いの人から送られてきたスクショ、こんなもんRTしてるって笑いが止まらんな…だいたい私、直接亀田先生に絡んでないんだけど。 pic.twitter.com/dwsd2ZurjR
— saebou (@Cristoforou) 2021年3月17日
私、呉座勇一先生って一度も会ったことなくて全く存じ上げないし、著作も読んだことないんですが…
— saebou (@Cristoforou) 2021年3月17日
id:izawayuki 私が冷笑系って言ったのは亀田俊和先生で、亀田先生の著書は読んでツイッターで話したこともありますけど。 / “saebou on Twitter: "呉座勇一さん、私は全く面識がないし著作も読んだことないんですが、鍵アカウントで私に見えないように私の悪口を言っている…” https://t.co/imfz5ddiqG
— saebou (@Cristoforou) 2021年3月17日
亀田先生、私のことをブロックしてんだけど、また何か言ってんのー？名前で検索すると最近のツイート見られるの、知ってる？あと、「賛同ツイートをRTする」と「意味不明な中傷をRTする」の違いってわかりますー？ pic.twitter.com/hPL2RwY6O8
— saebou (@Cristoforou) 2021年3月18日
亀田俊和先生、私、一度話したことあるんだけど。本に出てた花押の話が面白かったとかいう簡単な感想を… https://t.co/gUy4V4qJJ2
— saebou (@Cristoforou) 2021年3月18日
ここで重要というか、見落とせないのは……先に北村氏をブロックしていたのは、実のところ亀田センセイらしい、ということです。しかも「さえぼうの言っていることなんか全部間違ってるので発言内容を確認するまでもなくさえぼうが全部間違ってて亀田先生が全部正しい。」という狂信的な信者らしい方のツイートなど、片っ端からリツイートしてまで、再三再四言及なされていました。当時の亀田センセイは、ほぼ全方位から批判というか、袋叩きに近い気の毒な状況ではありましたが。
その中で、何故か北村氏に対して殊更（？）にムキになって言及していた感じさえあります。無論、これは自分の勝手な感想です。断定はできません。当然ながら、人によっては異なる印象を受けていた可能性も高いです。
元来、亀田センセイは良くも悪くもご自分に批判的な他者のツイートなどは、引用RTなどで果敢に反論なさる傾向があります。日本中世史の専門家として一家言ある場合も同様です*9。ご著作などに好意的なツイートも引用RTでご紹介することも日常茶飯事です。一方で、院生時代の裏の顔ー自称・「ネット保守」「新保守主義者」のHN【はむはむ】ーとして獅子奮迅の大活躍をしていたネット論客時代の過去などの告発*10に対しては、無言ブロックで対処されていました。勿論、ブロックするしないはご本人のご自由です。それ自体は何ら悪いことではありません。
こうした亀田センセイの、ツイッターでの日頃の行動パターンからすると、ブロックして言及なさるのは珍しいというか、奇異な印象もあるのです。無論、ブロックして言及するのもまたご自由であり、それ自体に問題は無いでしょう。ですが、実は、亀田センセイは前々から何らかの理由で北村氏のことを念頭というか、頭の片隅に置いていた可能性もあります。いや、そんなことは……。
*1:※下記の亀田センセイの引用リツイートですが、現在、センセイは北村紗衣氏と相互ブロック状態のため、引用元の北村氏のツイートのアドレスなどが拙ブログ上では上手く表示されないようです。はてなブログかツイッターの仕様なのかは原因不明ですが。お手数をお掛けしますが、ご確認頂く場合、亀田センセイの引用リツイートのリンク先をクリックして、ツイート本体を表示して下さい。宜しくお願い致します。
*2:→ 君の人生は輝いているか①・イントロダクション - 亀田俊和検証委員会
*3:言うまでもなく、(笑)の略称の意味と思われる。
*4:このツイートは、後に亀田センセイによって削除されました。
*5:このツイートも、後に亀田センセイによって削除されました。
*6:このツイートもまた、後に亀田センセイによって削除されました。
*7:このツイートなども、後に亀田センセイによって削除されました。
*8:このツイートも例によって亀田センセイによって、後に削除されました。尚、https://twitter.com/kamedatoshitaka/status/1373666460078280711「私に健全な保守思想を骨の髄まで授けてくれた父に、今こそ感謝したい！」というツイートも同様に亀田センセイが削除済みです。
*9:稲荷、コンコン、楠花いろは……！？ー湊川神社公式アカウント事件 - 亀田俊和検証委員会
*10:これら鷲尾拓さんのツイートは、ご参考なまでに掲載致しますが、自分はそのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。尚、「ルネ麺コーナーのひげ」とは、京大院生及びポスドク時代の亀田センセイご本人であり、当時のインタビュー記事でも暗に認めています。実際、記事の背後に「ルネ麺コーナーのヒゲ」との文字が薄っすらとだが、確認できます。因みに、ルネとは、京都大学生協カフェテリアルネのことです。カフェテリアルネは、現在も営業中です。
