・亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。
・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件(呉座騒動)」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。
・当ブログへのご意見、ご感想及び情報提供などにつきましては、下記のメールアドレスまでご連絡下さい。場合によっては、謝礼等も前向きに検討致しますので、宜しくお願い申し上げます。
higakitakashikensyoiinkai@gmail.com
・期せずして、ユーチューバーデビューを果たした呉座勇一氏のチャンネル『春木で呉座います。』。チャンネル登録者数が1,000人を突破するなど、好評を博しておられるようで、何よりですが……。
※以下の動画などは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。
……蒸し返すようで恐縮ですが、呉座氏が大々的に啖呵を切った例の「『歴史評論』編集部に対する公開質問状」。やはり、なしのつぶてというか、音沙汰無しのようです。個人的には、想定内の展開ではありますが。
ところで、呉座氏が憤慨していたらしい杉浦鈴(高島鈴)氏の論文「多声的な歴史叙述のために ―フィクション・フェミニズム・日本中世史―」(『歴史評論』2022年10月号)p50~58を購読していたところ、執筆者の杉浦氏は所謂「クィア」の問題にも少しだけ触れておりました。
また、今回はクィアの登場する作品を見出すことができず、従って取り上げることもできなかった。アイデンティティの概念がない前近代においてクィア的な振る舞いをしていた人物について叙述するのは、他者のセクシュアリティを勝手に決めてしまいかねない危険性を帯びており、全く容易ではない。だからこそフィクションに希望を帯びており、全く容易ではない。だからこそ、フィクションに希望を見出すことができる部分がある。時代も場所も異なる作品ではあるが、映画『燃ゆる女の肖像』は、一八世紀フランス(「レズビアン」概念の登場以前である)を舞台に、架空の女性画家と女性貴族の恋愛を描く「クィア時代劇」であった。
このような「あり得たかもしれない他者」を描く想像力が、過去の抑圧を知らせる媒介、勇気づける発話になる余地は大いにあるだろう。日本史の領域でも、クィアを自覚的に描く作品が登場してほしいと思う。
そして何より、歴史叙述及び歴史家たちの場が、より多声的に開かれていくことを願って、ここに筆を置く。
杉浦鈴「多声的な歴史叙述のために ―フィクション・フェミニズム・日本中世史―」(『歴史評論』2022年10月号)p58
私事で恐縮ながら、上記に触発された訳ではありませんが……かねてから自分は所謂「クィア・スタディーズ」という方法論にも着目し、これを西洋史学のみならず、日本史学の分野でも取り入れたら、歴史研究の幅も広がる可能性があると考えておりました。
きっかけとしては、2006年10月頃に刊行されたドイツ近現代史を専門とする歴史学者・星乃治彦氏の主著『男たちの帝国 ヴィルヘルム2世からナチスへ』(岩波書店)を読んだことです。
「ハルデン=オイレンブルク事件」(1907年)。ドイツ帝国最大のスキャンダルと呼ばれ、皇帝ヴィルヘルム2世と側近のオイレンブルク伯爵の同性愛をユダヤ人の記者に指摘され失脚させられた他、複数の有力貴族が同性愛者だとアウティングされました。書肆ゲンシシャでは同性愛の歴史書を扱っています。 pic.twitter.com/NJVfvUCLHL
— 書肆ゲンシシャ/幻視者の集い (@Book_Genshisha) 2019年8月11日
2003年頃、ご自身も「同性愛者」であることをカミングアウトしていた*1著者の星乃氏は……ジェンダーやセクシュアリティの研究などを背景に、クィア・スタディーズという「同性愛者」の視点からのアプローチを歴史学にも導入した、「クィア・ヒストリー」を提唱しておられます。
実際、上記の著作でも星乃氏は、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の知られざるセクシュアリティと、それが要因となって引き起こされた前代未聞の同性愛スキャンダルである「ハルデン=オイレンブルク事件」。ナチズムと同性愛の大いなる矛盾と問題点。戦後も実は長らく続いていたドイツ社会における同性愛者への公然たる差別と迫害など、ドイツ近現代史の側面を「クィア」の当事者の視点から分析しておられました。
個人的にも、ヴィルヘルム2世が両性愛者*2であり、公私混同で「男の愛人」を「寵姫」ならぬ「寵臣」として重用していたこと。「同性愛」が政争におけるアウティングとして悪用され続けていた負の歴史など、何から何まで衝撃的な史実のオンパレードでしたが……ホモフォビアだけでなく、アンチフェミニズム・ミソジニーの問題を考察する上でも新しい視点を提供して頂けた記憶があります。
※以下のブログなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。
呉座勇一先生による「女性」や「他者」への発言・批判集(※アーカイブ)
しかし、この批判者がミソジニーがらみで批判されるアカウントであるというのが何重にも広がる地獄感。反安部線の列車に乗ったら女性蔑視駅に着いてしまう、それがヘル日本。 https://t.co/rdlape9t9I
— るまたん нет войне No War (@lematin) 2022年9月28日
青識亜論さんがABEMA系〝識者〟のなり損ないである事も度々思い出していきたい。肩書きは「ネット論客」。実績は「SNSでフェミニズムを批判」。 pic.twitter.com/t7MHzO6qYV
— Lhasa (@AtTheBlackLodge) 2022年10月7日
「フェミがさぁ、ひろゆきがさぁ…」とうめく老人が、職員から与えられたネット非接続のスマホで、もう更新されることの無いTwitterアプリを一心不乱にスワイプし続けている30年後の介護施設。
— にゃかがわ (@nyakagawa_r) 2022年10月7日
もとより、呉座騒動をリアルタイムでもヲチし、拙ブログで検証を細々と続けている今となっては……現在の本邦の日本史学ではクィア・スタディーズなど、一笑に付される危険性が高いことも分かってきましたが。悪い意味で、ガラパゴス化が進みつつある日本史界隈、特にボーイズクラブの誰かさんたちの反応などが容易に……何でもありません。はい。
・上述の通り、ご自身がアンチフェミニスト・ミソジニスト(?)として影響を与えてしまった可能性のある山上徹也容疑者を尻目に、どん底からの復活を遂げつつある本邦の日本史界隈の「神の子」歴史学者・呉座勇一氏。
私見ですが、呉座氏と山上容疑者との不可視の因縁は、決して忘れてはならない重要な事実だと思います。所謂「ロスジェネ世代」、就職氷河期世代……そして2ちゃんねる、まとめサイト、mixi、ニコニコ動画などに影響を受けたネット世代の申し子たちを考察する上でも。
※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。
山上のツイート@333_hillが、呉座さんの件に何回も触れていて、不謹慎ながら笑ってしまったw
— さおだけ (@LXkUwNddLyXWQ89) 2022年7月18日
山上のツイートって、歴史的なテロ事件の参考資料として、永久に残っていくだろう。すると、呉座さんの件も後世まで残るのか。あの人は、つくづくやらかしたんだなあ。 pic.twitter.com/m5BrCj1wTa
例の人がよく使う言葉に、「呉座氏」があるのか… pic.twitter.com/Kd4g6VL6pb
— ゆうりん (@yurin20220507) 2022年7月19日
山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz
ジェンダーのところに呉座さんの名前が・・・
2022/08/12 11:56
山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz
頻出固有名詞が安倍、石破、バイデン、天皇、呉座、ホリエモン。なにかに囚われてる感はあるわな。
2022/08/12 12:53
頻出固有名詞が安倍、石破、バイデン、天皇、呉座、ホリエモン。なにかに囚われてる感はあるわな。 / “山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz” https://t.co/XlCeYTeJ8x
— くいっぱ (@kuippa) 2022年8月12日
https://t.co/0dZ057KAd1
— 👑戦争と国葬に反対する美夜🔱 (@miyalocked) 2022年8月12日
<このテーマに関わる語で「女」などの一般的な語に次いで出現度が高いのは、「インセル」(「非モテ」を表す英語圏のスラング)「呉座」「フェミニズム」「フェミニスト」などだ。これらの語を多用しながら彼は、いわゆる弱者男性論を展開し、フェミニズムを強く批判>
安倍元首相と統一教会の話から何とか話をそらそうとしている人達の言論パターンが完全に分析されているの草 pic.twitter.com/jfXUMPctl3
— 春某髭候 (@shunbousikou) 2022年8月7日
……上記の統一協会の元信者にして所謂「宗教2世」の小川さゆり(仮名)さんの会見に対する、統一協会サイドのやり口には、自分でさえ義憤を感じました。まさに、「カルト」「反社」そのもの。それ以外の何だと言うのでしょうか。この期に及んで、最もらしいことを言って、統一協会を暗に擁護する、或いは問題を殊更に矮小化したがる人たちの思考など理解できません。
そもそも、教義で明確に「反日」を謳い、日本人の信徒を金蔓にして、本人だけでなく周囲まで食い物にしている隣国発祥のカルトに対し、本邦の大多数の極右から保守派まで共鳴しているのは何故なのか?あまつさえ、統一協会は「勝共」だの「反共」だの掲げながら、一方で北朝鮮とも友好関係を築いて、日本人から騙し取った金を金王朝にまで貢いでいるようなのに。どうにも解せないのですが……。
それ以外でも、太田光といい、見え透いた逆張りも大概にすべきだと思います。
●ツイッターから浮き彫りになる亀田俊和氏と平山優氏の絆~その弐~
(前回のエントリーからの続き) 戦国武田氏研究の大家・平山優氏は、呉座氏、亀田センセイ、鮭缶氏だけではなく……後年、センセイにエッセイ『亀田俊和の台湾通信』シリーズの連載を依頼した編集者の平林緑萌氏とも親しいようです。
※以下のツイートなどは、ご参考までに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。
本日発売の『文藝春秋』の特集「真田丸の謎を解く 堺雅人VS時代考証3人衆」を読んでいただけましたか?WEB上でも、一部が公開されています。そこの丸島和洋氏のご尊顔が、アタクシがいうところの「悪人顔」なんですWW ぜひお確かめくださいませWW
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年4月8日
@HIRAYAMAYUUKAIN 文春さんも、もうちょっと、いい写真なかったのかな。三人とも、なんだかひどいんだなぁWW 堺さんは、さすがにカッコイイです。
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年4月8日
@syakekan うるへーWW
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年4月8日
@syakekan @HIRAYAMAYUUKAIN 鮭缶氏はいつも自分を棚に上げて、人の顔面について言いたい放題やな!
— 平林緑萌 (@moegi_hira) 2016年4月8日
@seikaisha_moegi @syakekan そうだそうだ!!(って、会ったことないけど、噂では凄いらしい。ぜひ一度会いたい)。←ソースは、〇ちゃんと、亀田氏。凄かったとのコメントが。
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年4月8日
@HIRAYAMAYUUKAIN @syakekan 実は僕も鮭缶氏は会ったことないのですがw こないだ呉座さんとはようやくお会いできて、鮭缶トークで盛り上がりましたがw
— 平林緑萌 (@moegi_hira) 2016年4月8日
@syakekan @HIRAYAMAYUUKAIN インテリやくざは褒めてないでしょ!!
— 平林緑萌 (@moegi_hira) 2016年4月8日
@syakekan @HIRAYAMAYUUKAIN 亀田さんはお会いしたことないですから!w
— 平林緑萌 (@moegi_hira) 2016年4月8日
@syakekan @HIRAYAMAYUUKAIN
— 平林緑萌 (@moegi_hira) 2016年4月8日
G座さん「鮭缶は亀田さんに一回か二回しか会ったことないのにあんなにいじってる。おかしいでしょう?」
ぼく「お、おかしい……」
@syakekan @goza_u1 呉座さん非モテイメージないですよ……。
— 平林緑萌 (@moegi_hira) 2016年4月13日
@syakekan @goza_u1 別に他人がモテようがモテなかろうがどうでもいいでしょ!
— 平林緑萌 (@moegi_hira) 2016年4月13日
@syakekan @goza_u1 いや、そっちのが大事ですよ。鮭缶さんがモテない理由を考えても、業績にならないですから。
— 平林緑萌 (@moegi_hira) 2016年4月13日
@syakekan @goza_u1 そんな詭弁考えてる暇があれば、寝るか史料読むかしたほうがいいですよw そして僕はもう寝ますw
— 平林緑萌 (@moegi_hira) 2016年4月13日
峠を外から見ると、こんな感じ☆ pic.twitter.com/kQzT5pYpGw
— 亀田 俊和 (@kamedatoshitaka) 2016年4月29日
@kamedatoshitaka 亀田先生、写真に指が入ってますよWW また呑みましょう。
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年4月29日
@HIRAYAMAYUUKAIN あ、確かにwまたよろしくお願いします。
— 亀田 俊和 (@kamedatoshitaka) 2016年4月29日
@syakekan @goza_u1 なんですと!?亀田先生は、アタクシを誘って下さらなかったのですか?ぜひいきかたっかのに!WW
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年5月5日
亀田さーーん、鮭缶がまたデマを飛ばしてますよーーー。悪口かきまくってますよーーー。
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年5月29日
本日、日本経済新聞社文化セミナーで、「大坂の陣と真田信繁~九度山から大坂の陣まで」の講演を行ってまいりました。90人満席で、熱い熱気に包まれておりました。参加いただいた皆様、ありがとうござました。中には、小学生や中学生の姿も。「ボク、歴史の勉強がしたい!」との決意表明をいただき、
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年7月25日
感涙にむせぶ平山でした。「がんばって、私たちの後を継いでね」とお願いしました。彼が成長し、研究者の仲間入りをしたころ、私はもういないかもしれません。意地悪な先輩たちから、守ってあげられないかも、と思うと不憫で。丸島と鮭缶は潰しとくからねWW
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年7月25日
そうそう、ちびっこに教えるのを忘れてた!関西の大学に行ったら亀田先生を、関東の大学に行ったらG座先生を頼りにするんだよ。間違っても、鮭缶を頼っちゃダメ!丸島は後輩の面倒見はよさそうだけど、怖いんだよね。だって一回り以上上のアタクシですら怖いもんW
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年7月25日
だからどうしてみんな同じタイミングで出すの!ヾ(。`Д´。)ノ彡 >RT 嫌がらせ?嫌がらせなの?買えないよ!一冊しか買えないからね!!
— 侘助 (@minoruno) 2016年9月6日
アーツ!亀ちゃん先生かぁ。
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年9月6日
🐢先生は乃木坂ですよ。AKBとは違うのです。先生ぶっ飛ばされますよヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
— 侘助 (@minoruno) 2016年9月6日
侘助さん、何気に🐢ちゃん先生のことよく知ってるよね。紹介しようか?
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年9月6日
🐢先生の乃木坂好きは一般常識なので、そんなマニアみたいな言われ方は恐れ多いですわ(^_^;)全部鮭缶先生経由の又聞きですよ(;^ω^)
— 侘助 (@minoruno) 2016年9月6日
私の真田信之は外して下さい。でも侘助さんは信州人でしたよね(悪人顔)
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年9月6日
甲州金を献上して頂ければ前向きに検討させていただきますw^^
— 侘助 (@minoruno) 2016年9月6日
やーだよーだWW
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年9月6日
となればここはもう、籤引きで決めるしかありませんな。なんてったって真田と言ったら籤ですからね☆恨みっこ無しですね^^
— 侘助 (@minoruno) 2016年9月6日
でもさ、あの籤は最初から二つとも赤とかイカサマでっせ。あれは私が経験した無尽の籤と同じ。取りたい人がわざと後でひき、はずれをひかせたと見せかける、イヤラシイやり方。気がついたけど、抗議できないじゃんね。
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年9月6日
「イカサマじゃない籤引きなんて籤引きじゃない」と足利義教公は仰っておりますw酷い時代ですな全く。。
— 侘助 (@minoruno) 2016年9月6日
末席に加わりたいです(*´▽`*)
— 侘助 (@minoruno) 2016年9月6日
🐢ちゃん先生と侘助さんの飲み会じゃ!
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年9月6日
— 侘助 (@minoruno) 2016年9月6日
亀田俊和氏より、新著『足利直義』(ミネルヴァ書房)を受贈しました。私にご恵贈いただき、感謝申し上げます。相次ぐ南北朝研究の新機軸に、私も刺激されます。また飲みましょう!
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2016年10月18日
後付けで恐縮ですが、この先も呉座氏が教員として、大学などの教壇に立つのは難しいような気もします。特に女子生徒相手には。誠に遺憾ながら、様々な意味で敬遠され続ける可能性が……。
*1:星乃治彦『男たちの帝国 ヴィルヘルム2世からナチスへ』(岩波書店)p7~11。
*2:この点において、竹中亨『ヴィルヘルム2世 ドイツ帝国と命運を共にした「国民皇帝」』(中公新書)p8~9は、ヴィルヘルム2世=同性愛者(両性愛者)説に否定的です。とはいえ、オイレンブルクなどヴィルヘルム2世の取り巻きには同性愛者が多く、彼自身、側近たちから陰で「リープヒェン」(ドイツ語で「カワイ子ちゃん」等を意味する)などと呼ばれていたとか。
*3:山上徹也容疑者が、事件直前に上記の手紙を宛てたジャーナリストの米本和広氏のブログから。『週刊文春』(文藝春秋、2022年8月11日号)p35に掲載された米本氏ご本人のインタビュー記事「山上が手紙を送ったジャーナリストは何者か」が転載されており、実質無料で全文読めます。ご興味あるお方は、自己責任でご一読下さい。