亀田俊和検証委員会

HN【御座候/はむはむ2世】が江湖に問う「哲学から下ネタまで、何でもありの型にはまらないブログ」……ではなく、歴史学者・亀田俊和、呉座勇一氏らの『歴史の真実』の他、呉座・日本史界隈、本邦のアカデミズムの闇などを検証しているブログです。

僕の知らない年の瀬……!?ー亀田俊和検証2022・雑感など

亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。

・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件(呉座騒動)」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。

kensyoiinkai.hatenablog.com

kensyoiinkai.hatenablog.com

kensyoiinkai.hatenablog.com

kensyoiinkai.hatenablog.com

www.asahi.com

www.asahi.com

www.dailyshincho.jp

bunshun.jp

bunshun.jp

gendai.media

www.excite.co.jp

business.nikkei.com

www.bengo4.com

www.bengo4.com

・当ブログへのご意見、ご感想及び情報提供などにつきましては、下記のメールアドレスまでご連絡下さい。場合によっては、謝礼等も前向きに検討致しますので、宜しくお願い申し上げます。

higakitakashikensyoiinkai@gmail.com

・当ブログですが、これが(恐らく)今年最後の更新になります。悪しからず、ご了承下さい。

・ご存知の方も多いでしょうが、PHP研究所から発売中の月刊誌『歴史街道』(2023年1月号)の「特集2 鎌倉幕府を倒した男 新田義貞」にて、亀田センセイが寄稿されておられます。「総論 本来の武家政権への扉は、この男が開いた」(同号p104~109)と題した論考なのですが……末尾の結論において、以下のように述べられていました。

 義貞が果たした歴史的役割は、なんといっても鎌倉幕府を倒したことですが、私見を言わせていただくと、鎌倉幕府はいわば〝失敗作〟の政権です。将軍を頂点とした政治体制を取れず、補佐役である執権職の北条氏が強大な権力を握り、朝廷さえも凌ぐといういびつな構造でした。

 しかし、鎌倉幕府から室町幕府になり、将軍を頂点とした本来の武家政権のあり方が実現しました。その扉を開いた武将という意味で、新田義貞の功績を改めて評価してもいいのではないでしょうか。

亀田俊和「総論 本来の武家政権への扉は、この男が開いた」(『歴史街道』2023年1月号 PHP研究所)p109

www.php.co.jp

 新田義貞の功績を改めて評価してもいい」という亀田センセイの論旨には、大筋で同意致しますが……。個人的には「鎌倉幕府はいわば〝失敗作〟の政権です。」という鎌倉政権(鎌倉幕府)に関する評価などについては、異論もあります。

 ともあれ、ご興味あるお方は、最寄りの図書館、或いは書店(Amazonなども含む)でご確認、ご購読下さい。

インボイス問題で【イスカリオテのユダ】としての裏切り者、卑劣漢の本性を剝き出しにした表自界隈の教祖にして参院議員の赤松健自民党)ですが……結局、同問題について何ら釈明も行わないまま、今日から平然とコミケに参加するそうです。恐らく、信者や漫画家仲間たちに囲まれて、キャッキャウフフな日々を送るのでしょうが、そんな暇があったら、国政報告会でも開催しろよ!と言いたくもなります。

 そんな中、森山塔ペンネームでも知られ、ある意味、「表現の自由」の最前線で常に戦ってきた漫画家・山本直樹氏のインタビュー記事が大反響を呼んでおりました。

※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

※上記のツイートに添付されていた赤松健参院選のイラストです。改めて見ると、実に味わい深いものが……。

bucchinews.com

bucchinews.com

ja.wikipedia.org

kensyoiinkai.hatenablog.com

 ……自分としては成人漫画の巨匠でもあり、『レッド』などの大作もある、あの山本直樹氏がブチ切れたくなる気持ちも、痛い程分かります。特に赤松健と、その信者や取り巻きに代表される表自界隈の懲りない面々には。

 閑話休題赤松健が当選してから約5ヶ月間、その動向をヲチしていて気付いたのは……現在、漫画界などが最優先で取り組むべき、取り組まなければならない喫緊の課題でもあるインボイス問題をずっと棚上げにして、半ばはしゃぎ回っている赤松を周囲が誰一人として諫めようとしないことでした。

 いや、当選以来、暗に「赤松先生、インボイス問題は……?」と切り出すお友達さえ殆ど皆無に近かったのです。

 「漫画家・赤松健」への人気投票だ!と言わんばかりに、先の参院選で「政治家・赤松健」への投票を呼び掛けるなどした漫画家仲間たち……くどいようですが、応援演説までした森田崇森川ジョージ松山せいじ氏らも概して沈黙気味の傾向が。

 ご自分たちが先頭に立って旗振り役を務めて国政の現場へと赤松本人を送り出したのに、良い意味で𠮟咤激励したり、突き上げて「育てる」ことさえしようとしない。これでは所謂「お任せ民主主義」と変わらないではないか、と自分などは頭を抱えたものです。ただでさえ、あらゆる意味で超軽量級の赤松は、政治家に向いているとは言い難い人材だというのに。嗚呼……。

唐沢なをき『まんが家総進撃』第4巻「第38話 ヤングギミノリ」(KADOKAWA)p76から。うう、気のせいか、赤松健を自信たっぷりに国会へと送り出した漫画家仲間たちの大失態を嘲笑う、ギミノリ大先生たちの「存在しない記憶」
が……!?

kensyoiinkai.hatenablog.com

 結果論であれ、「インボイス反対」の業界人などの票を、「インボイス推進」の自民党に丸ごと献上するための「撒き餌」として、赤松健は最大限機能したとも言っても過言では無いでしょう。

 自民党からすれば、これを以て「インボイス推進が民意であり、業界の総意であり、有権者の信認も得られました!」などと都合良く「厳粛」に受け止めている可能性もあります。何度でも言いますが、赤松健が選挙で公約に掲げた「インボイス反対」など、赤松本人や周囲の漫画家仲間たちなどが、勝手に喚き散らしていただけの話であって、自民党としての正式な公約ではありませんので。

 せめて赤松が「(税調)会長に一任」と党の方針として正式に決定するまでの約5ヶ月間。黒幕であれ、内外で署名活動なり、「インボイス反対」の世論を盛り上げる活動を多少なりともしていたら……良い意味で、少しは違う未来があった可能性も。

 誠に遺憾ながら、表自界隈の誰かさんたちのせいで、来年からのインボイス制度の導入が確実視される情勢になってしまいましたが……ギリギリまで粘り強く撤回などに向けて、精力的に動く方々には頭が下がります。

 一方で、同問題の責任の所在などは、今からでも並行してハッキリさせるべきだと思います。赤松一派による「歴史修正」というか、「赤松伝説」ならぬ「赤松神話」の創造によって、史実が歪められる事態だけは、避けたいところですが。

・鑑定留置終了の期日が年明けにも迫り、大阪拘置所内での近況などが徐々に漏れ聞くようになった山上徹也容疑者と、同容疑者とアンチフェミニスト・ミソジニスト(?)としての因縁が、図らずも生じてしまった呉座勇一氏。

 一部の観測では、山上容疑者の公判が始まるのは、約2年後になるそうですが……。

※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

dot.asahi.com

shueisha.online

shueisha.online

www.dailyshincho.jp

bunshun.jp

bunshun.jp

bunshun.jp

friday.kodansha.co.jp

www.asahi.com

www.nikkan-gendai.com

www.nikkan-gendai.com

www.newsweekjapan.jp

president.jp


www.youtube.com


www.youtube.com

kensyoiinkai.hatenablog.com

※時系列がバラバラで恐縮ながら、山上徹也容疑者が呉座騒動時、それ以後に連発していた呉座勇一氏関連のツイートのスクショです。同容疑者が、加害者の呉座氏の擁護に血道を上げる一方、被害者の北村紗衣氏に批判的だったらしい事実などが確認できます。フェミニストを毛嫌いしていた理由などは不明ですが、アンチフェミニスト・ミソジニストであったと仮定すると、事の是非はともかく、一定の説明が付くと考えられます。

gendai.media

山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz

ジェンダーのところに呉座さんの名前が・・・

2022/08/12 11:56

b.hatena.ne.jp

山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz

頻出固有名詞が安倍、石破、バイデン、天皇、呉座、ホリエモン。なにかに囚われてる感はあるわな。

2022/08/12 12:53

b.hatena.ne.jp

togetter.com

archive.ph

anond.hatelabo.jp

togetter.com

※断定はできませんが、報道などによると、山上容疑者が安倍元首相暗殺の決行直前に、ネット上で交流のあったジャーナリストの米本和広氏に宛て、投函した手紙の文面だそうです。言うまでもなく、内容を鵜吞みにするのは、大変危険でしょうが。

※『週刊文春』(文藝春秋、2022年8月11日号)p32の画像です。記事の全文は、下記の「「山上の兄も包丁を持って幹部の家に向かった」最も親しい信者の告白7時間」と題した『週刊文春』の電子版(有料)か、最寄りの図書館などで該当号をお読み下さい。この見出しだけでも、衝撃的な内容でしたが……。

bunshun.jp

※『週刊文春』(文藝春秋、2022年9月8日号)p133の画像です。記事の全文は、下記の「統一教会北朝鮮に献上した5000億円 文鮮明金日成に「お兄さんになって」」と題した『週刊文春』の電子版(有料)か、最寄りの図書館などで該当号をお読み下さい。統一協会北朝鮮と懇意で、巨額の経済支援なども行っており、その原資の大半は日本人の信者から搾り取ったお金であることは多くの識者が指摘しておりますが、これは……!?

bunshun.jp

※BSーTBS『報道1930』「ロシアが3日前に“対テロ会議”?/北朝鮮に旧統一教会信者が潜水艦を仲介」(2022年10月12日放送分)からの一部の映像のスクショです。同放送の後半にて、統一協会北朝鮮との衝撃的な事実のオンパレードが……!?

bunshun.jp

bunshun.jp

文藝春秋』(2023年1月号)記事「〈ペンタゴン文書入手〉北朝鮮ミサイル開発を支える統一教会マネー4500億円」の一部のスクショ(同号p156~157)です。

 尚、同記事によると、DIA(米国防総省情報局)の報告書には「1991年に4500億円、1993年に300万ドルの寄贈を行った後、北朝鮮統一教会との関係を確立した」という趣旨の詳細な記述があるそうです。同報告書では、統一協会が日本人信者たちから搾り取った献金が韓国・香港経由で北朝鮮に流れており、それらが核やICBMの開発に使われた可能性があるとのことです。

 又、本邦の統一協会系企業(ダミー会社?)によるロシア太平洋艦隊からの潜水艦12隻の購入と、北朝鮮への売却についても、DIA報告書では企業名などが明記されるなど、かなり詳細に分析されているそうです。

 さらに筆者の韓国人ジャーナリスト・柳錫氏らの独自取材によれば、2004年4月にも統一協会北朝鮮に約30億円もの資金援助をしていたらしいです。恐らく、これも原資は日本人信者から騙し取った献金などでしょう。

 因みに、最近の統一協会は、来夏に金正恩とのトップ会談を目指しているとか。会談の仲介役としては、カンボジアのフン・セン首相に依頼しているそうです。

※上記の春某髭候氏のツイートに添付されたスクショ画像などです。私見ですが、安倍晋三元首相暗殺事件と統一協会を巡る詭弁・屁理屈などのパターンが事細かく分類化されていると思われます。

yone56563.blog.fc2.com*1

www.stopreikan.com

togetter.com

ja.wikipedia.org

ja.wikipedia.org

ja.wikipedia.org

ja.wikipedia.org

dic.nicovideo.jp

dic.nicovideo.jp

※閲覧注意 上智大学名誉教授で、歴史修正主義者としても悪名高い渡部昇一が、統一協会の機関紙『世界日報』創刊25周年に寄せた祝辞のスクショです。同紙サイトに堂々と掲載されておりました。

 

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の感想など

 本題、と言っては何ですが……先日、最終回を迎えたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』について、少しだけ色々と感想など語ってみたいと思います。

 自分としては……率直に申し上げて、近年でも稀に見る大傑作というか、大満足の大河ドラマでした。特に、源頼朝の死後、あの「13人の合議制」が、事実上のデスゲームが開幕!死の椅子取りゲームが始まってからは!?

 中でも主人公・北条義時役の小栗旬氏の好演が印象的でした。物語初期は、田舎の純朴な好青年だった義時が、幾多の戦場という「修羅場」を潜り抜けて、時代の激流とドロドロした政争の大渦に巻き込まれていく内に……ロシアのウラジミール・プーチン大統領のような冷酷非道な為政者、極悪非道な「悪党」、「本物のワル」へと闇堕ちしていく過程が……!?

 自分などは、ある意味、皮肉な笑いが止まりませんでしたが(失礼)……和田義盛を騙し討ち同然で打ち取った回など、自分のある知人は「観ていて気分が悪くなった。北条なんて滅びればいいんだよ!」などと吐き捨てるように呟いていました。それでも、知人もまた最終回まで目が離せなかったそうです。

 不謹慎ながら、最終回は「仁義なき戦い 鎌倉バトルロワイアル 完結編・京都戦争」などと勝手に命名して盛り上がっていました。申し訳ございません。

※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。 

www.yomiuri.co.jp

www.yomiuri.co.jp

※上記のツイートに添付された、呉座勇一氏のツイート(2020年11月30日)のスクショです。尚、このツイートは後に呉座氏ご本人が削除した模様です。

www.excite.co.jp

www.cinematoday.jp

www.lmaga.jp

togetter.com

togetter.com

toship-asobi.hatenablog.com

matomedane.jp

呉座勇一先生による「女性」や「他者」への発言・批判集(※アーカイブ)

ygoza.hatenablog.com

kensyoiinkai.hatenablog.com

kensyoiinkai.hatenablog.com

kensyoiinkai.hatenablog.com

kensyoiinkai.hatenablog.com

kensyoiinkai.hatenablog.com

 これまでも何度も折に触れて語ってきましたが……源実朝クィア描写といい、フェミニズム要素といい、脚本をご担当された三谷幸喜氏の慧眼及び筆力などには、脱帽致します。良い意味で、最新のトレンド、世界の潮流を踏まえて、ご自身の価値観などをアップデート。それを創作の世界にも積極的に取り込んで、上手く消化していく力量など、様々な意味で参考にもなりました。

 とりわけ史実と創作を絶妙なバランス感覚で折り合わせて、その隙間も埋めるような形で上質の作劇(ドラマ)に落とし込んでいくのは、神業とも言うべきものだったと思います。時代考証をご担当された一人でもある創価大学文学部教授の坂井孝一氏も上記のインタビュー記事で明かしておられますが……良い意味で三谷氏との知性溢れる「真剣勝負」の連続でもあり、考証の過程で、同氏のアイデアに基づくご指摘により、隠された史実の状況証拠まで出て来た程だったそうです。

 呉座界隈、日本史界隈では呉座勇一氏のまさかの降板を嘆く声も依然としてありますが……自分としては、呉座氏の呉座騒動による降板は、結果的に「正解」だったと結論付けたいと考えます。呉座氏ご本人には、大変恐縮ではございますが、あのまま『鎌倉殿の13人』の時代考証をご担当されていたら、と思うと。

 無論、「ジェンダー・フェミニズムに関するカウンセリング」を受講された現在の呉座氏は、以前とは良い意味で別人だろうと信じたいですが。というか、フェミが!ポリコレが!云々と五月蠅い表自界隈の連中、赤松健森田崇松山せいじ両氏なども、三谷氏の爪の垢を煎じて飲んだらどうですか、と言いたくもなります。

 呉座氏に関しては今後に期待したいところですが……翻って、自称「ネット保守」「新保守主義者」「ネット右翼の代表格」のネット論客・HN【はむはむ】として健筆も振るっておられた亀田センセイの場合は、微妙だと存じ上げます。

kensyoiinkai.hatenablog.com

kensyoiinkai.hatenablog.com

 どちらかと言えばリベラルな作風・価値観の三谷氏と、あの皇国史観の大家・平泉澄に私淑しているらしい亀田センセイとでは、根本的に馬が合いそうにもないかと。無論、今後、センセイが他の脚本家の大河ドラマで、時代考証をご担当される可能性はあるでしょうが。この際、センセイも呉座氏同様、カウンセリングを……いえ、失礼致しました。

 余談ながら、来年の大河ドラマ『どうする家康』の時代考証をご担当される平山優氏については、三谷氏と組んだ『真田丸』での実績もあるので、大過なく全うされるかと考えております。教育者としては「?」な部分もある平山氏ですが、歴史学者としては本邦でも指折りの存在だと存じ上げますので。

 平山氏も、呉座氏や亀田センセイの「ご対応」などを反面教師にするだろうと予測しております。

 最後になりましたが、当ブログ『亀田俊和検証委員会』をご愛顧頂きまして、ありがとうございました。来年も宜しくお願い申し上げます。

 それでは、皆様方、良いお年をお迎え下さい。

*1:山上徹也容疑者が、事件直前に上記の手紙を宛てたジャーナリストの米本和広氏のブログから。『週刊文春』(文藝春秋、2022年8月11日号)p35に掲載された米本氏ご本人のインタビュー記事「山上が手紙を送ったジャーナリストは何者か」が転載されており、実質無料で全文読めます。ご興味あるお方は、自己責任でご一読下さい。