・亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。
・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件(呉座騒動)」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。
・当ブログへのご意見、ご感想及び情報提供などにつきましては、下記のメールアドレスまでご連絡下さい。場合によっては、謝礼等も前向きに検討致しますので、宜しくお願い申し上げます。
higakitakashikensyoiinkai@gmail.com
・大河ドラマ『どうする家康』の時代考証をご担当されている平山優氏のツイッターが、ネットニュースの記事にもなっていましたが…….!?
※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。
これは、覆面アカですね。いちゃもんをつけて、売り上げを落としたいというサモシイ根性の持ち主でしょう。誰かだろうな、あるいは誰かの支持者のしわざだろうな。 https://t.co/7zAk2iEYTe
— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN) 2023年1月28日
Amazon、こういう無茶苦茶なレビューが普通にあるから怖いよな。新書という媒体の位置づけを考えてから投稿してほしい🧐 https://t.co/ss9TRgnfFh
— Lotzun (@lotzun_DeuPol) 2023年1月30日
事実無根の中傷のはずがないだろう。多くの方々が被害を主張なさっているし、別垢での中傷「魚拓」もある。密林レビューによる中傷も当事者の方々が情報開示請求をすれば身バレするだろうし。そもそも、あれだけ長期(現在も)、他人様に対して放言・中傷を行なっていながら、被害者ヅラするとは何様。
— 惟宗 ARAGOTO (@KOREMUNE8) 2023年2月9日
Twitter以外のSNSでもアカウント非公開の場で罵詈雑言の嵐。匿名とか、匿名でないとかは関係ない。
— 惟宗 ARAGOTO (@KOREMUNE8) 2023年2月9日
ごくごく、一例を挙げれば大塚ひかり氏の著書に対する内容に一切関係のないルサンチマン全開の密林レビューなどは単なる「中傷」に過ぎないだろう。大塚氏に限らず、ヤツからの「中傷」レビュー被害にあっている方々は多数、存在する。
— 惟宗 ARAGOTO (@KOREMUNE8) 2023年2月9日
そうやって、いかにも自分は相手に「中傷」などしておらず、相手が自分を「中傷」しているなどという被害者しぐさを演じていること自体お笑いでしかない。これは「損か得か」という問題ではない。オマエの愚行、蛮行を周知させるためのもの。悔い改めよ!
— 惟宗 ARAGOTO (@KOREMUNE8) 2023年2月9日
といっても自分は悪くないと言い張るだろう。
別垢や鍵垢、非公開のFB垢などで罵詈雑言を浴びせまくっている当事者が、他人様たちを非難するってイミフすぎる。
— 惟宗 ARAGOTO (@KOREMUNE8) 2023年2月9日
「不埒な悪行三昧」とはこのこと。腰巾着はイエスマンに徹して、外野からしゃしゃり出てきているし。
露見してないと思っているのか?
「惟宗さんは意味もなくブロックします」と、ブロックした垢からツイートされている旨、うかがいました。
— 惟宗 ARAGOTO (@KOREMUNE8) 2023年2月12日
意味も、理由もあるからブロックしてるんだよ。
スパム系垢をフォローして、フォロワもその類。そして他人様を繰り返し揶揄しまくってるんだからブロックされないほうがオカシイだろ。
……私事で恐縮ながら、自分も惟宗なるアカウントからは、無言ブロックされております。もとより、ブロックするしないは、本人のご自由ですが……自分が拙ブログを立ち上げて、亀田センセイや呉座騒動などの検証を始めたことがきっかけだった可能性もあります。
・山上徹也容疑者の捜査が正式に終了する一方、水面下では相変わらず、怪気炎を上げている模様の三浦瑠麗氏。
くどいようですが、自分には、あれだけ北村紗衣氏に言及していらっしゃった亀田センセイと呉座勇一氏が……三浦氏については、殆ど無かったらしいのが実に不可解かつ不可思議だと存じます。
如何にも解せない言動を繰り返す三浦氏に、お二人とも辟易して論評する言葉さえ惜しかった……というのが、自分なりの一つの推測ですが。
※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。
木更津です。保守的な人たちに知っていただきたいのは、統一教会は極端な韓国ナショナリズムだということ。「世界はやがて韓国語に統一される」と教え、天皇陛下役の幹部信者が文鮮明夫妻にひざまずくという儀式もあった。日本の保守とは相容れない教えを、かつても今も行っている。#とことん現場主義 pic.twitter.com/rwykE6Qvgh
— 有田芳生事務所 (@arita_office) 2023年2月12日
山上のツイート@333_hillが、呉座さんの件に何回も触れていて、不謹慎ながら笑ってしまったw
— さおだけ (@LXkUwNddLyXWQ89) 2022年7月18日
山上のツイートって、歴史的なテロ事件の参考資料として、永久に残っていくだろう。すると、呉座さんの件も後世まで残るのか。あの人は、つくづくやらかしたんだなあ。 pic.twitter.com/m5BrCj1wTa
例の人がよく使う言葉に、「呉座氏」があるのか… pic.twitter.com/Kd4g6VL6pb
— ゆうりん (@yurin20220507) 2022年7月19日
山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz
ジェンダーのところに呉座さんの名前が・・・
2022/08/12 11:56
山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz
頻出固有名詞が安倍、石破、バイデン、天皇、呉座、ホリエモン。なにかに囚われてる感はあるわな。
2022/08/12 12:53
頻出固有名詞が安倍、石破、バイデン、天皇、呉座、ホリエモン。なにかに囚われてる感はあるわな。 / “山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz” https://t.co/XlCeYTeJ8x
— くいっぱ (@kuippa) 2022年8月12日
安倍元首相と統一教会の話から何とか話をそらそうとしている人達の言論パターンが完全に分析されているの草 pic.twitter.com/jfXUMPctl3
— 春某髭候 (@shunbousikou) 2022年8月7日
・イスラム研究の大家・池内恵氏の主著『シーア派とスンニ派』とは……!?
本邦を代表するイスラム研究者の池内恵氏が、東大当局からの博士号(?)授与などを目論んで心血を注いでいた(らしい)幻の大著……それが、『アラブの春とは何だったのか』(東京大学出版会)であることは、拙ブログを御覧の方々には周知の通りだと存じます。
同書のISBNの取得も完了し、目次もネットで公開しておられるのですから、出版の目処は立っていらっしゃった……可能性はあります。
が、その後は通販サイトなどで「延期」を文字通り「延々」と繰り返し、約8年近く経った現在も未定の状態が続いております。言うまでも無く、真相は不明ですが。
ところで、池内氏よりも上の世代……5年以上上などになると、人文社会科学系の分野において、博士号無しの教授等も珍しくは無いそうです。こうした方々は、退官前に、研究者人生の総決算とも言うべき記念の著作を刊行し、博士号を取得なさるケースも多かったようですが。
翻って、池内氏の世代では、亀田センセイも苦心惨憺の末、血反吐を吐くような想いで2006年11月24日に博士号(文学博士)を取得なさっております。当時、センセイは33歳でした。このように、本邦の大多数のアカデミシャンの方々は、所謂「団塊ジュニア世代」*2などを境に、博士号を30代で取得する(過程博士)か、教授や准教授への昇進時に取得する(所謂「論文博士」)のが主流になったかと存じます。
ある意味、博士号取得の有無が公式ブログ「中東・イスラーム学の風姿花伝」でも未だに確認できないまま、2004年4月に日文研助教授(当時)になり、2018年10月には東大先端研教授にまで昇進なさった池内氏のケースとは……?無論、日文研も東大先端研も教員(研究者)の採用・昇進などは当時から「完全実力主義」であり、学歴不問等の可能性もありますが。
尚、亀田センセイは学位論文の査読の間も……自称「ネット保守」「新保守主義者」「ネット右翼の代表格」のネット論客・HN【はむはむ】として「フェミニストどもを土下座させて謝らせた!」などと吹聴するなど、意気軒昂なご様子でした。文字通りHN【はむはむ】としても、脂が乗っていた時期でもあったと推定されます。
恐縮ながら、池内氏も、当時のHN【はむはむ】としての亀田センセイの無双ぶりをご覧になれば……感銘を受ける可能性もあるかと存じ上げます。
真面目な話、「裸の王様」(失礼)などとは間違っても言いませんが……池内恵氏は、ご自身が本邦の学会及び(一部の)中東クラスタ等の間で、どう思われていらっしゃるのか。そろそろ、ご自覚なさった方が宜しいかと存じ上げます。遺憾ながら、大きなお世話と言えば、それまでですが。
あの三浦瑠麗氏でさえ、博論を執筆なさっておられます*3。非礼を百も承知で、この場をお借りして、老婆心ながらご忠告申し上げます。
繰り返しますが、池内恵『アラブの春とは何だったのか』(東京大学出版会)とは「何だったのか」……浅学非才を絵に描いたような劣等生崩れの自分などは、首を傾げるばかりです。はい。
閑話休題。池内恵氏は、2018年6月1日前後に『シーア派とスンニ派』(新潮選書)を上梓されております。同書は一週間足らずで増刷が掛かるなど、大反響を呼びました。慢性的な出版不況下、この種のお堅い本としても異例の売れ行きであり、池内氏ご本人もご満悦……だった模様ですが、それに水を差すような出来事があったのでした……!?
※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。
『シーア派とスンニ派』(新潮選書)の発売日なので、会合と会合の合間に通りすがりに寄った文教堂書店赤坂店では、選書の棚のスペースがたった一段だけ。各社の選書のその月の新刊だけ置いてあるそうです。しかしここに3冊! 皆さんも週末に見かけたら写真を投稿してください。#シーア派とスンニ派 pic.twitter.com/p9NXTwgyUx
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) 2018年5月25日
続々と全国の書店の陳列情報が送られてきますが、アマゾンでも先程見てみたら182位に。池内恵『シーア派とスンニ派』(新潮選書) https://t.co/KW2sluFutp
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) 2018年5月27日
今週末だった。『シーア派とスンニ派』(新潮選書)の読み方を、縦横に解説。【ニコ生タイムシフト予約(2018/06/01 20:00開始)】 #nicoch2593130 池内恵「著者自らが解説『シーア派とスンニ派』」 #国際政治ch 26 https://t.co/ZozJXc9Wf6
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) 2018年5月28日
『シーア派とスンニ派』、発売から10日で増刷が決定しました。ベストセラー本と比べれば一桁少ないですが、この値段でこの内容なら売れるという実績を出すことで、出版業界に新たな方向性を指し示す一歩になると思います。お買い上げいただいた皆様、ありがとうございます。#シーア派とスンニ派 https://t.co/IuPO4DKCm8
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) 2018年6月5日
重量級に追い上げられている。どうなる頂上決戦 #シーア派とスンニ派 https://t.co/HGEBCPWpnU
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) 2018年6月1日
なんかちょっと粘着したコメントがAmazonでついていますね。「専門研究者の言説に従っている限りは、見通すことができなかった」と私が書いているのに対して「当時お前もそう書いていたじゃないか」と2004年の『諸君』掲載の私の論考のイラク情勢とシーア派についての記述を対照させて腐していますが https://t.co/RZRGSRQuls
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) 2018年6月1日
まず、当時の私は当時のイラク専門家の議論を踏まえてシーア派としてのイランとの繋がりは低いと書いているのです。で、今回『シーア派とスンニ派』で、イラク専門家の議論を聞いているだけでは先を見通せなかった(面がある)ことを指摘している。2004年の『諸君』の論考と『シーア派とスンニ派』は
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) 2018年6月1日
このようにきちんと繋がっているんだけど、「お前は違うことを言っている」という印象を与えるようにコメントがついている。まあ、底意地が悪い感じのコメントなんですよね。そして「イランの革命の輸出はできない」というのが当時の私の分析ですが、実際できなかった。
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) 2018年6月1日
今回の本を読めば分かりますが、イラク戦争後のイラクのシーア派は、イランのイスラーム革命型・「法学者の監督」型ではない、民主化を通じたシーア派教徒の政治的な権力獲得を行なったのです。教義解釈史上も、イラクのシーア派の姿勢は根拠のあるものです。本をまともに読めば見えてきます。
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) 2018年6月1日
要するに「池内は当たっていたか間違っていたか」という、「池内の人格や能力の評価」をめぐるコメントをいくらつけても、大多数の読者には関係がないのです。大多数の読者は、中東について、イラクについて、知りたいのですから。そういう人には届いていると思いますよ。
— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) 2018年6月1日
池内恵氏は、一般論としては正論かもしれないことを、いくつかの可能性と複雑な固有性がある目の前の事象に是が非でも当てはめようとし、一番難しいその論証手続きの不在ないし不足により批判されているのに、一般論のほうを批判されたと思い込む傾向があるのだと今回の件でもよく分かった。
— Taro Tsurumi 鶴見太郎 (@taro_tsurumi) 2022年1月25日
人文系の学問の大半の時間と労力は、その論証というきわめて地道な作業(語学の習得やら、いろんな人間との交渉やら)に費やされるので、一番おいしい高尚っぽいことを先にバンバン言うということ自体が、人文学の態度と真逆だなと思う。
— Taro Tsurumi 鶴見太郎 (@taro_tsurumi) 2022年1月25日
「なんかちょっと粘着したコメントがAmazonでついていますね。」「2004年の『諸君』掲載の私の論考のイラク情勢とシーア派についての記述」……ん?一時期、今は亡き極右雑誌『諸君!』(文藝春秋)を怖いもの見たさで読んでいた自分にも、記憶がありました。そう言えば。池内氏の論考って!?
という訳で、自分も今更ながら、『諸君!』のバックナンバーの一部を引っ張り出して、上記のAmazonレビュー *4でも言及されていた池内氏の論考とやらを読み直してみました。
日本のマスメディアでは、アメリカの占領統治は「うまくいかない」ことを前提にして報道や論評がなされているようである。テレビに映し出されるのは、ゲリラ攻撃が成功した例ばかりである。確かにアメリカの介入による体制変革とは非常な困難を伴うことは間違いない。極めてリスクの高い「賭け」を無数に繰り返すような作業である。しかし現状を冷静に見てみればうまくいっている部分もかなりある。
池内恵(同)『イラク〝対テロ戦争〟に不戦敗は許されない』(『諸君!』2004年1月号)p54
え……!?
「反米感情」の背後に期待と依存
「二つの動き」の第一は、イラク戦争後の安定化と国家再建のプロセスである。フセイン政権崩壊を受け、イラクの政体と国家機構を再建する作業である。これについては一定の進展がみられる。民生はすでに安定を取り戻しており、戦後復興に踏み出している。
池内恵(同)『イラク〝対テロ戦争〟に不戦敗は許されない』(『諸君!』2004年1月号)p54~55
ええ……!?
また、シーア派の指導者のもとに参集する人々を見て、rイスラーム教の求心力が
強いため、米軍支配を受け入れない」といった印象もあるようだが、ただ単にシーア派の祭日に人々が集まっている光最を、政治的な結渠と取り違えているような論者も多い。実際にはシーア派=政治的な行動主義などということではまったくない。イラ
ン革命からの類推でそのような発想が生れるのだろうが、すでにイランでイスラーム体制は問い直しを迫られている。とても革命を輸出するような勢いはない。歴史的にスンニー派による政治権力の掌握と支配の下で荘らしてきたイラクのシーア派には、スンニー派の政治的支配を容認し、聖職者も政治から距離を置くという思想が根強い。
池内恵(同)『イラク〝対テロ戦争〟に不戦敗は許されない』(『諸君!』2004年1月号)p56~57
「すでにイランでイスラーム体制は問い直しを迫られている。とても革命を輸出するような勢いはない」との分析は、昨今のイラン情勢などを踏まえると先見の明があり、池内氏の慧眼ぶりの一端を証明しておられます。しかし、例のAmazonレビューも指摘していた宗派対立の見通しなど、それ以外は……!?
後付けで恐縮ながら、イラク戦争から20年近く経った今、改めて振り返ってみても……池内恵氏の上記の「論考」などに対する「答え合わせ」は、厳しい採点結果になりそうな予感もします。
その後のイラク情勢の、現在に至るまでの混迷ぶりと、不安定ぶりなどを鑑みると。国内に蔓延する汚職・腐敗体質、経済の低迷に治安の悪さ、空転する議会と頻発する抗議デモ。インフラの老朽化と、夏の電力不足騒ぎ。シーア派VSスンニ派などの宗派対立、ISILの台頭、クルディスタン地域の独立騒ぎなど……およそ枚挙に暇が無いかと存じます。
余談ながら、呉座勇一氏や亀田センセイが、どちらかと言えば、池内氏に対して「塩対応」(?)らしいのも……何となく、事情の一端が分かるような気がします。
口幅ったい言い方になりますが、自分も池内氏の「博士論文」(?)などが実在していたとしたら……万難を排してでも、拝読したいと存じ上げます。その暁には、宜しくお願い申し上げます。