亀田俊和検証委員会

HN【御座候/はむはむ2世】が江湖に問う「哲学から下ネタまで、何でもありの型にはまらないブログ」……ではなく、歴史学者・亀田俊和、呉座勇一氏らの『歴史の真実』の他、呉座・日本史界隈、本邦のアカデミズムの闇などを検証しているブログです。

Broken Japanese History/歴史学者、半生をかく語りきー亀田俊和氏と呉座勇一氏と~続・番外篇~

亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。

・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件(呉座騒動)」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。

kensyoiinkai.hatenablog.com

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女性蔑視投稿で炎上の呉座勇一氏 知人は「彼は食事中もスマホを手放さないSNS中毒」 | デイリー新潮

「匿名で悪口スクショが続々と…」呉座勇一氏“中傷投稿”問題、渦中の北村紗衣氏が語る顛末 | 文春オンライン

自分を責める気持ちが湧いてきて…呉座勇一氏“中傷投稿”問題、北村紗衣氏が語る「二次加害の重み」 | 文春オンライン

知識人「言論男社会」の深すぎる闇…「呉座勇一事件」の背景にあったもの(後藤 和智) | 現代ビジネス | 講談社(1/7)

令和三年・呉座の乱:ロマン優光連載183 (2021年3月26日) - エキサイトニュース

ベストセラー『応仁の乱』呉座勇一さんを名古屋大教授らが提訴 「オープンレターを削除する義務ない」 - 弁護士ドットコム

武蔵大准教授の北村紗衣氏、甲南大非常勤講師を提訴 「ツイッターで名誉毀損された」 - 弁護士ドットコム

・当ブログへのご意見、ご感想、及び情報提供などは下記のメールアドレスまでご連絡下さい。場合によっては、謝礼等も前向きに検討致しますので、宜しくお願い申し上げます。

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・亀田センセイのリサーチマップが更新され、台湾にて本年6月30日頃に刊行された『南北朝期室町幕府をめぐる諸問題』(國立臺灣大學出版中心)の情報が確認できます。「南北朝動乱の意義―日本社会をどう変えたか―」の記事を寄稿した、上島享氏らの編著『論点・日本史学』(ミネルヴァ書房)の情報も同様です。

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・論壇チャンネル「ことのは」への二度目のゲスト出演、『週刊SPA!』での新連載など、ここ最近の呉座勇一氏は意気軒昂なご様子でした。特に後者については、偶然、発売日*1に掲載誌を購読していた自分などにとっては、いい意味でのサプライズだった記憶があります。

※以下のブログなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

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 一方、ツイッターでは……例のアラビスト・池内恵氏が、またぞろ全盛期の亀田センセイ=自称「ネット保守」「新保守主義者」「ネット右翼の代表格」のネット論客・HN【はむはむ】をも彷彿とさせる、「最強伝説・池内恵」を更新しておられたようです。

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※以下のまとめなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

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※亀田センセイが北村紗衣氏に言及していたツイートのスクショです。真意は不明ですが、池内恵氏がここぞとばかりに「いいね!」をしていたのが確認できます。尚、このツイートは後に亀田センセイご本人が密かに削除なされました。

※オッカム氏のツイート(2022年8月23日08:46)のスクショです。尚、このツイートは後にオッカム氏ご本人によって削除された模様です。

 ……亀田センセイも、東大先端研教授にしてアラブ研究の大家たる池内恵氏に「義侠心から助太刀」されて、さぞかし心強かったと思われます。まさに、池内氏はセンセイにとって、かけがえのない恩人ですね!同様に、呉座氏も恩義を感じられておられる可能性があります。ツイッター界の大スター学者たる池内氏ご本人から直々に擁護されるなど、何たる僥倖でしょうか!流石は、本邦の日本史界隈の二大若手ホープです!自分も池内氏の細やかなお心遣いに、感激致しました!!この場をお借りして、御礼申し上げます。

安倍晋三元首相暗殺事件と山上徹也容疑者。そして……山上容疑者にご本業ではなく、アンチフェミニスト・ミソジニスト(?)として、少なからぬ影響を与えてしまった可能性がある呉座勇一氏。結果的に、同事件を発端として「30年の空白」から解き放たれた統一協会を巡る問題は、まだまだ継続中です。しつこいようで、大変恐縮ではございますが。kensyoiinkai.hatenablog.com

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※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

※時系列がバラバラで恐縮ながら、山上徹也容疑者が呉座騒動時、それ以後に連発していた呉座勇一氏関連のツイートのスクショです。同容疑者が、加害者の呉座氏の擁護に血道を上げる一方、被害者の北村紗衣氏に極めて批判的だったらしい事実などが確認できます。フェミニストを毛嫌いしていた理由などは不明ですが、アンチフェミニスト・ミソジニストであったと仮定すると、事の是非はともかく、一定の説明が付くと考えられます。

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山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz

ジェンダーのところに呉座さんの名前が・・・

2022/08/12 11:56

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山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz

頻出固有名詞が安倍、石破、バイデン、天皇、呉座、ホリエモン。なにかに囚われてる感はあるわな。

2022/08/12 12:53

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※断定はできませんが、報道などによると、山上容疑者が安倍元首相暗殺の決行直前に、ネット上で交流のあったジャーナリストの米本和広氏に宛て、投函した手紙の文面だそうです。言うまでもなく、内容を鵜吞みにするのは、大変危険でしょうが。

※『週刊文春』(文藝春秋、2022年8月11日号)p32の画像です。記事の全文は、下記の「「山上の兄も包丁を持って幹部の家に向かった」最も親しい信者の告白7時間」と題した『週刊文春』の電子版(有料)か、最寄りの図書館などで該当号をお読み下さい。この見出しだけでも、衝撃的な内容でしたが……。

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※上記の春某髭候氏のツイートに添付されたスクショ画像などです。私見ですが、安倍晋三元首相暗殺事件と統一協会を巡る詭弁・屁理屈などのパターンが事細かく分類化されていると思われます。

yone56563.blog.fc2.com*2

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※5ちゃんねるに落ちていた拾い物です。現時点(2022年8月28日)での山上容疑者への差し入れに関する情報の概要が、ほぼ正確にまとめられていました。念のために申し上げますが、くれぐれも悪戯や嫌がらせなどには悪用しないで下さい。宜しくお願い申し上げます。

 上記のまとめだけでなく、自分もざっと一通り調べてみましたが……書籍などの差し入れは、制限付きで可能なようです。先方にとって、ご迷惑の可能性もありますが、まずは呉座氏の『応仁の乱』(中公新書)を送ることなど、慎重に検討してみましょうか。あちらが既読でしたら、恐縮ですが。

 僭越ながら、自分としては歴史学者・呉座勇一」としての呉座氏の等身大の実像を、そのご本業などについても、出来れば正確に理解して頂きたいとも考えておりますので。あ、亀田センセイの『観応の擾乱』(同)などもいいですね。二冊ともコンパクトな新書ですから、比較的お手軽に読めるでしょう。センセイの本については、呉座氏の刎頚の友(?)のご高著ですよ、と言わんばかりに薦めるのも。

 呉座界隈の方々では……そうだ!呉座氏の恩師である村井章介氏の代表作なども……リストアップしてみる価値はありそうです。呉座氏ご本人も、村井氏の愛弟子として鼻が高いかと存じ上げますが。亀田センセイの指導教員の方々も、同様に検討事項ですね。はい。

 

亀田俊和氏、自著の「あとがき」にて半生を語る~その弐~

 (前回のエントリーからの続き)既出ですが、亀田センセイは台湾大学日本語文学系に語学教員(助理教授)として赴任するまでは、公的には「京都大学文学部非常勤講師」の肩書きを名乗っておられました。このことはwikiの他、各著作の「著者紹介」などでもほぼ同様でした。

 ところが、処女作にして代表作の『室町幕府管領施行システムの研究』においては、リサーチマップにもある、以下の「兵庫大学兼任教育職員」*3の肩書きも明記されているのです。

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◎著者紹介◎

亀田 俊和(かめだ・としたか)

1973年 秋田県生。

2003年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。

京都大学博士(文学)。

日本学術振興会特別研究員を経て、現在、京都大学非常勤講師、

兵庫大学兼任教育職員。

亀田俊和『室町幕府管領施行システムの研究』(思文閣出版)※奥付

※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

 恐縮ながら、自分も亀田センセイの「京大非常勤講師」の肩書きの実態について、少々驚きを禁じ得なかったことなどは何度も書いてきました。他方、それならば、2010年3月~2014年4月まで兼職されておられたという、リサーチマップにもあった「兵庫大学 経済情報学部 兼任教育職員 」の肩書きは一体?センセイが上記の代表作を最後に、この肩書きをご高著で名乗られていないらしいのは……。

 これは自分の勝手な憶測ですが、亀田センセイが名ばかり講師にも関わらず、「京大非常勤講師」の肩書きを誇示されていたのは、同大側へのセンセイなりのあてつけだった可能性もあるのではないでしょうか。裏事情が分かる人には、分かるようにという。

 口幅ったい言い方で恐縮ながら、大学側にもやむを得ない事情が多々あったとはいえ*4、あのような言い訳同然の救済措置では、亀田センセイならずとも、複雑な気分になるのは避けられないと思います。無論、センセイの場合は、個人的にも様々な理由があったと推定されますが……。誠に遺憾ながら、です。


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Broken English

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*1:2022年8月22日(火)。

*2:山上徹也容疑者が、事件直前に上記の手紙を宛てたジャーナリストの米本和広氏のブログから。『週刊文春』(文藝春秋、2022年8月11日号)p35に掲載された米本氏ご本人のインタビュー記事「山上が手紙を送ったジャーナリストは何者か」が転載されており、実質無料で全文読めます。ご興味あるお方は、自己責任でご一読下さい。

*3:より正確には「兵庫大学 経済情報学部 兼任教育職員 」です。

*4:もとより、本邦のポスドクオーバードクター問題は京大に限らず、大学界隈では共通の悩みであり、深刻な社会問題の一つでもあると考えますが。

Broken Japanese History/歴史学者、半生をかく語りきー亀田俊和氏と呉座勇一氏と~番外篇~

亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。

・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件(呉座騒動)」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。

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女性蔑視投稿で炎上の呉座勇一氏 知人は「彼は食事中もスマホを手放さないSNS中毒」 | デイリー新潮

「匿名で悪口スクショが続々と…」呉座勇一氏“中傷投稿”問題、渦中の北村紗衣氏が語る顛末 | 文春オンライン

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知識人「言論男社会」の深すぎる闇…「呉座勇一事件」の背景にあったもの(後藤 和智) | 現代ビジネス | 講談社(1/7)

令和三年・呉座の乱:ロマン優光連載183 (2021年3月26日) - エキサイトニュース

ベストセラー『応仁の乱』呉座勇一さんを名古屋大教授らが提訴 「オープンレターを削除する義務ない」 - 弁護士ドットコム

武蔵大准教授の北村紗衣氏、甲南大非常勤講師を提訴 「ツイッターで名誉毀損された」 - 弁護士ドットコム

・当ブログへのご意見、ご感想、及び情報提供などは下記のメールアドレスまでご連絡下さい。場合によっては、謝礼等も前向きに検討致しますので、宜しくお願い申し上げます。

higakitakashikensyoiinkai@gmail.com

・亀田センセイが、メンタルの不調を訴えた北村紗衣氏に言及していた例のツイート*1を、あの今をときめく売れっ子・中東学者(?)の池内恵氏も「いいね!」していた模様です。

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※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

※亀田センセイが北村紗衣氏に言及していたツイートのスクショです。真意は不明ですが、池内恵氏がここぞとばかりに「いいね!」をしていたのが確認できます。尚、このツイートは後に亀田センセイご本人が密かに削除なされました。

 呉座勇一氏同様に、亀田センセイも良き理解者を持ったものだと思われます。百億歩譲って、ブックマーク代わりだったとしても、池内氏ご本人から「いいね!」されて、センセイもさぞかし光栄だったと推定されます。

・遅ればせながら、呉座氏が、今年の5月に上梓された新著『戦国武将、虚像と実像』(角川新書)についてのインタビュー記事を紹介させて頂きます。

「今回調べてみて、改めて司馬さん*2の大衆的歴史観への影響はすごいと思いました」

「司馬さんが徳富*3の影響を強く受けていて、その徳富は帝国主義万歳、植民地万歳みたいなナショナリストだった」

「徳富は戦争協力者として研究されていますが、著作で大衆に与えた影響の研究はエアポケットになっていた。その意味で今回の本は、誰もやっていないことに切り込んだという自負があります」

 ……などと、上記のようにインタビューそのものでは熱く語っていた呉座氏でした。恐らく、この時までは。

※以下のリンク先などは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳はありません。宜しくお願い致します。

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※呉座勇一氏のツイート(2020年12月5日01:32)のスクショです。尚、このツイートは呉座騒動後に、呉座氏ご本人によって削除されたようです。

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※呉座勇一氏のツイートの(2月10日*4)のスクショから。これも、呉座騒動後に、呉座氏ご本人によって削除されたとみられます。

 実際、上記のインタビュー記事に添付されたお写真を拝見した限りでも、呉座氏がお元気そうで何よりでした。しかし、最近の日経BizGateにおける取材記事の同写真などでは、秀麗なるご尊顔にも心労が滲み出ているような気もします。老婆心ながら、ご自愛下さい。

安倍晋三元首相暗殺事件と山上徹也容疑者につきまして。いつもながら、大変恐縮ではございますが……ある意味、呉座氏や亀田センセイなど昨今の日本史界隈が抱える諸問題(?)を考察する上でも避けて通れないと考えておるため、当ブログでは繰り返し取り上げております。kensyoiinkai.hatenablog.com

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※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

※時系列がバラバラで恐縮ながら、山上徹也容疑者が呉座騒動時、それ以後に連発していた呉座勇一氏関連のツイートのスクショです。同容疑者が、加害者の呉座氏の擁護に血道を上げる一方、被害者の北村紗衣氏に極めて批判的だったらしい事実などが確認できます。フェミニストを毛嫌いしていた理由などは不明ですが、アンチフェミニスト・ミソジニストであったと仮定すると、事の是非はともかく、一定の説明が付くと考えられます。

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山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz

ジェンダーのところに呉座さんの名前が・・・

2022/08/12 11:56

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頻出固有名詞が安倍、石破、バイデン、天皇、呉座、ホリエモン。なにかに囚われてる感はあるわな。

2022/08/12 12:53

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※断定はできませんが、報道などによると、山上容疑者が安倍元首相暗殺の決行直前に、ネット上で交流のあったジャーナリストの米本和広氏に宛て、投函した手紙の文面だそうです。言うまでもなく、内容を鵜吞みにするのは、大変危険でしょうが。

※『週刊文春』(文藝春秋、2022年8月11日号)p32の画像です。記事の全文は、下記の「「山上の兄も包丁を持って幹部の家に向かった」最も親しい信者の告白7時間」と題した『週刊文春』の電子版(有料)か、最寄りの図書館などで該当号をお読み下さい。この見出しだけでも、衝撃的な内容でしたが……。

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※上記の春某髭候氏のツイートに添付されたスクショ画像などです。私見ですが、安倍晋三元首相暗殺事件と統一協会を巡る詭弁・屁理屈などのパターンが事細かく分類化されていると思われます。

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 ……そう言えば、山上容疑者から犯行直前に書簡を送られていたジャーナリストの米本和広氏は、上記の『週刊文春』(2022年8月11日号)p35のインタビューにて、「今後、(山上への)接見はすると思います。本を差し入れてあげようと考えています。」と仰っていました。

 願わくば、自分もダメ元で、山上容疑者サイドに接見等を申し入れてみましょうか。又は、文通なども。十中八九、断られるのがオチでしょうが……山上容疑者が歴史学者云々よりもアンチフェミニスト・ミソジニスト(?)として共鳴していたと推察される呉座勇一氏のことなど、彼のご見解等を改めて伺ってみたくもなってきましたので。もとより、自分は山上容疑者の犯行自体には、1ミクロンも共感致しませんが。何度でも言いますが、あれは唾棄すべき暴挙です。

 仮定の話ながら、本当に山上容疑者への接見が実現した場合、米本氏に倣って呉座氏や亀田センセイなど呉座界隈の方々のご高著などを差し入れするのも、名案かもしれませんね。無論、自分が自腹を切って全て購入しますから、恐縮ではございますが、呉座氏ら界隈の皆様方も「新しい貴重な読者が増えた!」と我が事のように狂喜乱舞して頂けるかと存じ上げます。まあ、受け取りそのものを拒否される可能性大というか、とどのつまり、現時点では捕らぬ狸の皮算用に過ぎませんが……。

 

亀田俊和氏、自著の「あとがき」にて半生を語る~その壱~ 

 既出で恐縮ながら、亀田センセイが博士論文を元に、2013年3月頃に京都の出版社・思文閣出版から出版されたのが、代表作兼処女単行本『室町幕府管領施行システムの研究』です。呉座氏程ではないにせよ、初の単著刊行の喜びもひとしおなのか。亀田センセイも、ご自分の半生について「あとがき」で熱く語っておられました。

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 あとがき

 生来のアレルギー体質により物心ついた頃から鼻炎や喘息などに苦しめられた虚弱児で、人付き合いが苦手で家に引きこもることが多かった私にとって、伝記で読み知ったガリレオケプラーといった過去の偉大な研究者たちはあこがれの対象であった。大人になったら誰もなし得なかった新しい発明や発見をする職業につきたいとはずっと考えていた。

 しかし、高校に入学してから数学や特に化学が極端な苦手科目となり、能力的に理系の道は断念せざるを得なくなった。大学に入学してからは哲学専攻を考えた時期もあったが、本書の内容からあきらかなように私は抽象的思考がとにかく駄目なのでこれもあきらめた。

 結局選択したのは、これも幼い頃から読み親しんでいた歴史の学問であった。その中でも室町幕府を選んだのは、当初は鎌倉幕府江戸幕府に比べて弱小の印象しかなく、教科書の扱いも小さめのこの政権が何となく気になっていたというごく素朴な理由に過ぎない。初代将軍足利尊氏の複雑な人間性も、多感な十代の人間にとっては何ともいえないある種の魅力を醸し出していた。

 しかし、鎌倉幕府が幕末に一瞬にして滅亡し、鎌倉を滅ぼした建武政権も三年足らずで挫折したのに対し、室町幕府は内乱を長期化させたとはいえ曲がりなりにも戦争に勝利し、二世紀以上にわたって存続した。鎌倉幕府建武政権室町幕府の政策には、その違いを産み出した決定的な何かがあるのではないだろうか。換言すれば、政治権力が長期的に安定するためには、具体的にいかなる政策を断行するべきなのであろうか。政権安定化の法則が存在するとすれば、いかなるものなのだろうか。一言でいえば、「政権担当能力」を解明したい。大学入学直後に自民党の長期単独政権が崩壊し、流動的になり始めた現代日本の政治・社会情勢も相俟って、私の問題意識はその方面に向かっていった。また、マキャヴェリの『君主論』に影響された側面も大きい。

亀田俊和『室町幕府管領施行システムの研究』(思文閣出版)p519~520

 亀田センセイがヘルニア持ちなど、お身体が強くないらしいことは薄々知っていましたが、虚弱児云々は少々意外というか、初耳でした。これまた恐縮ですが、少年時代のセンセイは、自然豊かな故郷の野原を、元気溌剌に駆けずり回っておられたイメージなどがありましたので。

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 それにしても、亀田センセイが良くも悪くも文系気質だったことはともかく……呉座氏とほぼ同様に語学が(相対的に)苦手で、クラスの歴史通や歴史博士的なポジションでも無かった可能性があること。進路も専攻も、結局は何となく消去法で決めていらっしゃったらしいとは……。不遜な言い方でまたまた恐縮ながら、個人的には肩透かしを喰らったような気分になりました。

 それでも、呉座氏と肩を並べるように、日本史界隈で頭角を現し、亀田センセイは一躍スター学者の檜舞台に上がられたのですから、天才中の大天才は伊達では無いと思われます。真面目な話、センセイが少しでも本気を出せば、どの分野の学問でもトップを狙えること間違い無いでしょう!

 本書は二〇〇六年三月に京都大学に提出した学位論文「室町幕府施行制度の研究」とその後の研究成果をもとに執筆したものである。また、平成一七年度~一九年度の文部科学省科学研究費補助金「特別研究員奨励費」による研究成果でもある。刊行に当たっては、独立行政法人日本学術振興会平成二四年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金研究成果公開促進費))の交付を受けている。

 ここにいたるまでの研究生活において多くの方々から種々のご指導を賜った。京都大学国史研究室に所属した当初、指導教官としてご指導いただいたのは、故鎌田元一先生、大山喬平先生、藤井譲治先生、故高橋秀直先生であった。その後、吉川真司先生、勝山清次先生にも指導教官として教えをいただいた。勝山、藤井、吉川の三先生には本書のもとになった博士論文を審査していただき、貴重なご助言を賜った。

 先輩の渕原智幸氏には投稿論文の草稿を読んでいただいたりして、有益なアドバイスを多数いただいた。よくいっしょにお酒を飲む仲でもある。氏の専門分野である古代東北地方の史跡を見学するため、吉川先生と氏とご一緒に、秋田にある私の実家の自家用車で青森・秋田・岩手の北東北三県をドライブしたことも楽しい思い出である。

 また、東京大学の呉座勇一氏とはインターネットで知り合った。普段は遠く東京に住んでおられる氏とはインターネットを通じて頻繁に議論し、多くのご教示を賜り、本書の内容も大きな影響を与えられた。たとえば、第三部第一章第三節第二項で言及した『鎌倉持氏記』の存在を教えてくださったのも呉座氏である。私はインターネットを最大限有効に活用している研究者の一人でもあると自負している。

 そして、本書刊行をお勧め下さり、編集・出版上のさまざまな実務を処理していただいた思文閣出版に対し、厚くお礼を申し上げる。取締役部長の原宏一氏、編集担当者としてお世話いただいた田中峰人氏にはとりわけ感謝申し上げる。

 最後に、私事にわたるが、遠く秋田の地より見守ってくれている家族にも心からの感謝を捧げたい。

 二〇一三年二月  亀田俊和

亀田俊和『室町幕府管領施行システムの研究』(思文閣出版)p520~521

 刎頚の友たる呉座氏と双璧を成す、亀田センセイの神懸かり的なご活躍ぶりには「遠く秋田の地より見守ってくれている」ご家族の方々も、欣喜雀躍だと考えられます。文字通り、センセイは一族の誇り!と言っても過言ではないでしょう。おめでとうございます!!

※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

 蛇足ですが、亀田センセイと折り合いが悪かったらしい(真相は不明)大学院の指導教授のお方も……センセイと呉座氏の「男の子同士」の熱き友情伝説をご存知であれば、恐らく、目を細めておられるだろうと推定されます。口幅ったい言い方で恐縮ながら、ある意味、センセイも呉座氏同様に、これまた最高の恩返しが出来ていらっしゃるかと存じ上げますが。


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*1:現在は、削除済み。

*2:坂の上の雲』『国盗り物語』などの歴史小説で名高い作家の司馬遼太郎氏のこと。

*3:明治時代から戦後にかけて活躍した、作家・ジャーナリストの徳富蘇峰のこと。

*4:現時点では、投稿した「年」は不明であり、調査中です。悪しからずご了承下さい。

*5:山上徹也容疑者が、事件直前に上記の手紙を宛てたジャーナリストの米本和広氏のブログから。『週刊文春』(文藝春秋、2022年8月11日号)p35に掲載された米本氏ご本人のインタビュー記事「山上が手紙を送ったジャーナリストは何者か」が転載されており、実質無料で全文読めます。ご興味あるお方は、自己責任でご一読下さい。

Broken Japanese History/歴史学者、半生をかく語りきー亀田俊和氏と呉座勇一氏と~秘史篇・下~

亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。

・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件(呉座騒動)」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。

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女性蔑視投稿で炎上の呉座勇一氏 知人は「彼は食事中もスマホを手放さないSNS中毒」 | デイリー新潮

「匿名で悪口スクショが続々と…」呉座勇一氏“中傷投稿”問題、渦中の北村紗衣氏が語る顛末 | 文春オンライン

自分を責める気持ちが湧いてきて…呉座勇一氏“中傷投稿”問題、北村紗衣氏が語る「二次加害の重み」 | 文春オンライン

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令和三年・呉座の乱:ロマン優光連載183 (2021年3月26日) - エキサイトニュース

ベストセラー『応仁の乱』呉座勇一さんを名古屋大教授らが提訴 「オープンレターを削除する義務ない」 - 弁護士ドットコム

武蔵大准教授の北村紗衣氏、甲南大非常勤講師を提訴 「ツイッターで名誉毀損された」 - 弁護士ドットコム

・当ブログへのご意見・ご感想などは下記のメールアドレスまでご連絡下さい。

higakitakashikensyoiinkai@gmail.com

・呉座勇一氏とも因縁浅からぬ歴史学者本郷和人氏が、『歴史学者という病』(講談社現代新書)という、書名からして賛否両論の物議を醸しそうな新刊を出しておられます。まだ自分は未読ですが、ある意味、本郷氏ご本人によるエッセイ集のようなものだと推定されます……。

※以下のリンク先などは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

bookclub.kodansha.co.jp

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 ……どうでもいい話で恐縮ながら、呉座氏と亀田センセイの周囲には、ご自分たちの専門外でド派手な「武勇伝」を、殊更にご披露なさる方々がひしめいている感もございます。定義にもよりますが、平山優氏なども、その可能性が?いや、自分の気のせい、考え過ぎだと思いたいところではあります。失礼致しました。

・毎度、恐縮ではございますが……呉座氏や亀田センセイの問題(?)などを考える上でも必須事項であるため、しつこいほど、追跡を続けている例の安倍晋三元首相暗殺事件。連日、またもや新事実などが発覚し、底なしの様相を呈しております。とどのつまり、お盆を過ぎても、沈静化の兆候はありませんでした。

kensyoiinkai.hatenablog.com

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※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

gendai.media

山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz

ジェンダーのところに呉座さんの名前が・・・

2022/08/12 11:56

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山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz

頻出固有名詞が安倍、石破、バイデン、天皇、呉座、ホリエモン。なにかに囚われてる感はあるわな。

2022/08/12 12:53

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※断定はできませんが、報道などによると、山上容疑者が安倍元首相暗殺の決行直前に、ネット上で交流のあったジャーナリストの米本和広氏に宛て、投函した手紙の文面だそうです。言うまでもなく、内容を鵜吞みにするのは、大変危険でしょうが。

※『週刊文春』(文藝春秋、2022年8月11日号)p32の画像です。記事の全文は、下記の「「山上の兄も包丁を持って幹部の家に向かった」最も親しい信者の告白7時間」と題した『週刊文春』の電子版(有料)か、最寄りの図書館などで該当号をお読み下さい。この見出しだけでも、衝撃的な内容でしたが……。

bunshun.jp

※上記の春某髭候氏のツイートに添付されたスクショ画像などです。私見ですが、安倍晋三元首相暗殺事件と統一協会を巡る詭弁・屁理屈などのパターンが事細かく分類化されていると思われます。

yone56563.blog.fc2.com*1

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 ……微力ではございますが、山上徹也容疑者に、アンチフェミニズムミソジニー(?)の観点から影響を与えてしまった可能性がある呉座勇一氏の、より一層のご健闘ご活躍をお祈り申し上げます。あ、「フェミニストどもを土下座させて謝らせた!」などと公言しておられた、自称「ネット保守」「新保守主義者」「ネット右翼の代表格」のネット論客・HN【はむはむ】としての裏の顔があった亀田センセイにも、です。

 お二人の華々しいご活躍があってこそ、本邦の日本史界隈はあるのですから。

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●呉座勇一氏、自著の「あとがき」にて半生を語る~其の参~ 

 他にも大学院の演習では、榎原雅治・久留島典子・黒田日出男・近藤成一・義江彰夫・吉田伸之という諸先生から多くのことを教わった。とりわけ東京大学史料編纂所の榎原先生には、私が日本学術振興会特別研究員(PD)に採用された際、受け入れ教員になっていただいた。かくも贅沢な環境で学ぶことができたのは実に幸運であったが、その割に私の研究成果は乏しい。なんとも恥じ入る次第である。

 そして、先生方のご指導に劣らず重要だったのは、先輩方が主催されていた勉強会・研究会は数多く、私は影写本の会、中世史研究会、GFC(義堂周信ファンクラブ、要は『空華日用工夫略集』を読む会)、捕遺の会(続群書類従補遺を読む会)、MDの会(中世博士論文を書く会、榎本渉氏命名)などに参加した。研究会の場以外でも、崩し字の読みや関連文献・史料の存在などを尋ねると、快く教えて下さった。ひとりひとりお名前をあげていくと際限がないので、特にお世話になった方のみに限定する。秋山哲雄、遠藤珠紀、川本慎自、木下聡の四氏である。ご好意に甘えてばかりで、きちんとお礼を述べることが少なかったので、ここに記して謝意を表したい。

 同期の存在も大きい。私と同じ年に日本史学研究室に進学し、中世史の研究を志し、大学院に進学したのは、岡本真氏と小瀬玄士氏である。自分よりもはるかに優秀な両名と常に比べられるという状況は私にとって大きなプレッシャーだった。劣等感に苛まれることも一度や二度ではなかった。だが、もし二人がいなければ、元来怠惰な私がここまで研究を続けてくることはできなかっただろう。本書にみるべきところが僅かでもあるとしたら、それは両氏のおかげである。ちなみに、両氏もGFCの主力メンバーである。

 学外にもお世話になった方は多い。第一に言及したいのは、歴史学研究会日本中世史部会運営委員のみなさんである。私は八つ年上の秋山哲雄氏に勧誘されて、修士課程一年の時から運営委員となり、現在にいたっている。私が加入した頃の運営委員会には秋山氏と同世代の俊英たちが集い、活発に議論を戦わせていた。学問の世界に足を踏み入れたばかりの私にとって、その談論風発はまばゆいばかりであった。学内のゼミや研究会で史料の読み方を学び、歴研で議論の組み方を学んだ。といえば、多少は雰囲気が伝わるだろうか。年の近い近藤祐介、下村周太郎、竹井英文各氏らとの交流も大きな刺激となった。特に、私が歴研大会で報告することになった折には、大会担当委員の下村氏をはじめとする運営委員の方々から多くの助言をいただいた。

 また山本隆志先生が主催する在地領主研究会、高橋敏子先生が幹事を務めている「『経覚私要鈔』を読む会」など、各種研究会の末席に加えていただいている。年数を重ねるにつれ、自分より若い研究者が新たに入会してくることも増えた。そろそろ教わる側から数える側に回らなくてはと思いつつ、なかなか脱皮できない自分が情けない。

呉座勇一『日本中世の領主一揆』(思文閣出版)p357~p358

 東大大学院時代の呉座氏は……後年、博論のご審査をご担当された榎原雅治・久留島典子の両氏のみならず、これまた錚々たるお歴々の方々からもご指導ご鞭撻を受けていらっしゃったようです。加えて、同大のご立派な先輩方。ご親切な同期の方々のお力添えなども頂いたお陰で、呉座氏は無事、本邦の日本史界隈が誇る「神の子」として覚醒なされた模様です!無論、学外の皆様方、特に歴史学研究会日本中世史部会運営委員、各種研究会などの貢献も大きかったのは、間違い無いと思われます。

 上記の方々にとっても、学生時代の呉座氏とのご縁は何物にも代えがたい、それこそ国宝級のお宝であり、一生忘れられない思い出でしょう!これなども「人のつながり」の賜物だと考えられます。いやあ、呉座氏はつくづく果報者だと骨身に染みて痛感させられました。

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 後輩の佐藤雄基氏、京都大学亀田俊和氏・山田徹氏らとは、インターネットを通じて意見交換をしばしば行っている。意見交換といっても、私はいただいた抜き刷り論文に対する雑駁な感想を述べるだけで、ほぼ一方的にご教示を得ているのが実状である。〈交換型一揆契状〉という概念を提示しておきながら、本人はちっとも〈交換〉できていないのは皮肉である。

 その他、科研や学会・シンポジウム、中世史サマーセミナーなどを通じて、全国の研究者と知り合うことができた。これらの「縁」「人のつながり」は、地位も名誉も財力も学力もない私にとって、唯一誇れる宝物である。芳名を列挙することはできないが、私を励まし、時に叱って下さったすべての方に心よりお礼申し上げる。

 本書刊行にあたっては、思文閣出版の田中峰人氏にご尽力いただいた。二〇一二年の歴研大会報告の昼休み、書籍ブースをぶらぶらしていたら、ふいに田中氏から声をかけられた。「博士論文を刊行する時には、ぜひうちから」とのお話だった。今から振り返ると社交辞令だったような気もするのだが、学界ではほとんど評価されていない私の研究を編集者の方がご存知だったことに感激した。後日、村井先生を通じて本書刊行をお願いすると、快諾して下さった。その上、原稿をなかなか送らない私に辛抱強く対応し、編集・出版上のさまざまな実務をきめ細かに処理していただき、感謝の言葉もない。

 私事にわたって恐縮だが、いまだに将来の展望が見えない私を温かく見守ってくれている家族に、心からの感謝を捧げて結びとしたい。

 二〇一四年一月                      呉座勇一

呉座勇一『日本中世の領主一揆』(思文閣出版)p358~p359

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 呉座氏ご本人は「「縁」「人のつながり」は、地位も名誉も財力も学力もない私にとって、唯一誇れる宝物である。」とまたまたご謙遜されておられますが……その中でも、亀田センセイとの出会いこそ、まさに運命の、至高の出会いだったでしょう。

 余談ながら、当時の呉座氏が亀田センセイ同様に、mixiを嗜んでいらっしゃった事実は、2012年10月頃に上梓された処女作『一揆の原理 日本中世の一揆から現代のSNSまで』(洋泉社)でも言明されておられました。

国内大手SNSミクシィにも数年前から参加しているが、「友達の友達」という形で面識のない人たちとも知り合い、交流を続けている。ミクシィのコミュニティで出会った人たちがネット上ではなく実際に現実世界で集う「オフ会」にも参加している。

呉座勇一『一揆の原理 日本中世の一揆から現代のSNSまで』(洋泉社)p225~226

 案外、お二方が親交を結んだきっかけは、当時、亀田センセイが運営していたブログ『はむはむの煩悩(新・はむはむの煩悩)』だけでなく、mixiでの亀田俊和=ネット論客・HN【はむはむ】の勇壮なる武勇談を通じての可能性もあります。

 いずれにせよ、ネットでもリアルでも、公私に渡って交友関係を「深化」させた盟友(?)・亀田センセイの存在こそ、歴史学者・呉座勇一氏の大成を促した、最大のキーパーソンだと思われます。

 不遜な言い方で恐縮ながら、恐らく、亀田センセイには……呉座氏の恩師たる村井章介氏、五味文彦氏ら教員の方々、先輩方、同期のお方なども感謝カンゲキ雨嵐でしょう!縁は異なもの味なもの、ですねえ。


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*1:山上徹也容疑者が、事件直前に上記の手紙を宛てたジャーナリストの米本和広氏のブログから。『週刊文春』(文藝春秋、2022年8月11日号)p35に掲載された米本氏ご本人のインタビュー記事「山上が手紙を送ったジャーナリストは何者か」が転載されており、実質無料で全文読めます。ご興味あるお方は、自己責任でご一読下さい。

Broken Japanese History/歴史学者、半生をかく語りきー亀田俊和氏と呉座勇一氏と~秘史篇・中(甲)~

亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。

・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件(呉座騒動)」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。

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「匿名で悪口スクショが続々と…」呉座勇一氏“中傷投稿”問題、渦中の北村紗衣氏が語る顛末 | 文春オンライン

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令和三年・呉座の乱:ロマン優光連載183 (2021年3月26日) - エキサイトニュース

ベストセラー『応仁の乱』呉座勇一さんを名古屋大教授らが提訴 「オープンレターを削除する義務ない」 - 弁護士ドットコム

武蔵大准教授の北村紗衣氏、甲南大非常勤講師を提訴 「ツイッターで名誉毀損された」 - 弁護士ドットコム

・当ブログへのご意見・ご感想などは下記のメールアドレスまでご連絡下さい。

higakitakashikensyoiinkai@gmail.com

・ご存知のお方も多いでしょうが、呉座勇一氏は2019年11月前後に、華燭の典を挙げられております。お相手は、新進気鋭の日本画家である松平莉奈氏でありました。推定ですが、お二人の馴れ初めは、2017年2月頃、呉座氏の勤務先である日文研の館内だった模様です。

※以下のリンク先などは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

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 後年の呉座騒動において、加害者の呉座氏をここぞとばかりに擁護しながら、被害者の北村紗衣氏にも言及していた東大先端教授の玉井克哉氏*1からも、実に心のこもった祝福を受けていた松平氏。傍目にも、まんざらでも無いご様子でした。偶然って、怖いですねえ。

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※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

※上記の墨東公安委員会さんのツイートに添付されていた呉座氏のツイート(2020年10月1日頃)のアーカイブのスクショです。呉座氏のご意見に、玉井氏が賛同のリプライをするなど、当時から両者は一定の交流があったことが伺えます。

 この場をお借りして、自分も大変遅ればせながら、ご成婚、おめでとうございました!……などと、申し上げたいところですが、呉座騒動後、一つだけずっと気になっていたことがあります。

 呉座氏と松平氏のお二人は、2017年2月9日頃に初めてお知り合い、ツイッターも相互フォローされたようです。それから約2年半後に、縁を結ばれたということになりますが……。単純計算、当然のことながら、松平氏は2021年3月頃に勃発した一連の呉座騒動も一部始終、リアルタイムで目の当たりにしていた可能性があります。それも、他ならぬ元凶だった呉座氏の伴侶として、間近で。まさかとは思いますが、全くご存知無かった、とは思えませんが。

 もとより、誤解されると困りますが、自分としては咎めているつもりは毛頭ございません。正直なところ、当時、ツイッターでは鍵垢だった呉座氏をフォローしていた、又は相互フォローしていた方々の、非や責任を何処まで問えるのかなどは、道義的にも社会的にも難題だと考えております。無論、現在進行形の差別やイジメなどを黙って傍観していた、見て見ぬふりしていた場合、同罪というか、潜在的な共犯者になってしまう危険性があるとはいえ。

 呉座氏と相互フォローだったというお方にしても、呉座氏とは直接の面識、接点等が殆ど無かった。あったとしても、お仕事の都合やライフスタイル、ツイッターなどの利用頻度や時間帯が異なるなどで、呉座氏ご本人のアカウントを特に意識していなかった。そもそも、ツイートそのものを目にする機会も少なかった。そうした方々も多かった一面もあると思われます。

 しかし、呉座氏ご本人と極めて近しい方々で、ツイッターでも相互フォローしておられた方々。特に奥方の松平氏や親友(?)の亀田センセイなどには「人斬り呉座」「人斬り呉座抜刀斎」などの異名も持った呉座氏の鍵垢ツイッターでの一騎当千のご活躍ぶりを誰よりも間近で目撃し、交流もあった以上、最低限の説明責任があるかと存じ上げます。非礼を百も承知で、です。

※以下のnoteなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

note.com

 呉座・松平のご両名、亀田センセイを始めとする天才中の大天才、至高のエリートたる呉座界隈の方々とは対照的に……。路地裏で残飯でも漁っている野良犬のような存在の自分は、ネットの片隅でずっと考えておりました。ほとぼりが冷めたら、きっと「大人」として「社会人」としての責務を松平氏や亀田センセイは、きっと果たして下さるだろうと。恐縮ながら、誠に勝手ではございますが。

 神々に選ばれし選良たる呉座・松平両氏のご夫妻や亀田センセイとは比較にならない程、卑小で浅学非才を絵に描いたような自分は、一日千秋の想いで、その時をずっとお待ちしておりました。しかし、遺憾ながら、松平氏や亀田センセイの動向をつぶさに観察しておりますと……呉座騒動などが時の流れで風化することを、両者は密かに待っておられるような感さえあります。いや、断じてそうでは無いと、自分は今でも信じたいところです。

 差し支えが無ければ、「係争中の事案につき、お答えできません」「ノーコメント」など、一言でも宜しいですから、公の場で明言して下さるとまだマシなのですが……。

・当ブログでも、引き続き俎上に上げている安倍晋三元首相暗殺事件。事件発生から一ヶ月以上経った現在も尚、同事件を機に白日の下に晒された統一協会と政界との癒着の問題などで、沈静化の兆しは一向に見えていないようです。

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 念のために、繰り返し申し上げますが、自分としては、安倍元首相暗殺という山上徹也容疑者の犯行は完全否定されるべきものだと考えております。理由はどうであれ、です。間違っても、あの暴挙を1ミクロンでも肯定した瞬間、それこそ戦前の暗黒時代に逆戻りでしょう。

 民主主義社会で「暴力肯定」の論理が罷り通るようでは……政治家や要人などを狙ったテロや暗殺が頻発し、男子普通選挙*2に基づいた政党政治が崩壊。破滅の坂道を転がり落ちた本邦の負の歴史などが、また繰り返される危険性も充分以上にあるかと思います。

 実際、この事件の当初、自分が咄嗟に連想したのは……不謹慎ながら、戦前の血盟団事件でしたが。狂信的な日蓮宗*3の僧侶だった井上日召が盟主の右翼テロリスト集団「血盟団」は、「一人一殺」などをスローガンに掲げて、一説では「法華経」を唱えながら、団員たちは要人暗殺に狂奔したそうです。

 動機さえ正しければ、何をやっても許される。何てことは絶対に有り得ませんので。

※以下のwikiなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

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※断定はできませんが、報道などによると、山上容疑者が安倍元首相暗殺の決行直前に、ネット上で交流のあったジャーナリストの米本和広氏に宛て、投函した手紙の文面だそうです。言うまでもなく、内容を鵜吞みにするのは、大変危険でしょうが。

※『週刊文春』(文藝春秋、2022年8月11日号)p32の画像です。記事の全文は、下記の「「山上の兄も包丁を持って幹部の家に向かった」最も親しい信者の告白7時間」と題した『週刊文春』の電子版(有料)か、最寄りの図書館などで該当号をお読み下さい。この見出しだけでも、衝撃的な内容でしたが……。

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※上記の春某髭候氏のツイートに添付されたスクショ画像などです。私見ですが、安倍晋三元首相暗殺事件と統一協会を巡る詭弁・屁理屈などのパターンが事細かく分類化されていると思われます。

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 そうした中、成蹊大学文学部現代社会学科教授の伊藤昌亮氏が、講談社系の『現代ビジネス』において、安倍元首相暗殺事件を引き起こした山上徹也容疑者のツイートを定性的・定量的な手法で分析した論考を発表しております。

 その中で、伊藤氏は[ジェンダー]をテーマにした分析及びカテゴライズにて、呉座氏の名字である「呉座」をキーワードの一つに挙げておられました。

 因みに、この論考自体は、『ポリタスTV』(8月2日放送回)の特番の文字起こし、或いはそれを原型としたものだと考えられます*5

※以下のリンク先などは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

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次に2番目に言及度が高いテーマ、[ジェンダー]を見てみよう。このテーマは[格差社会]との関連度が高く、また、憎悪度もかなり高い。

このテーマに関わる語で「女」などの一般的な語に次いで出現度が高いのは、「インセル」(「非モテ」を表す英語圏スラング)「呉座」「フェミニズム」「フェミニスト」などだ。これらの語を多用しながら彼は、いわゆる弱者男性論を展開し、フェミニズムを強く批判している。

つまりフェミニズムは男性を強者だと決め付け、その加害者性を問題にしているが、しかし男性の中にも弱者はいる。それどころか、誰にも助けてもらえない弱者男性は女性以上に弱者であり、「真の弱者」だ。それなのになぜそうした者まで責められなければならないのか、という考え方だ。

こうした考え方もまた昨今のネット右派に特有のものだが、しかし彼の場合には、やはり統一教会に起因する独特の事情がある。

伊藤昌亮「山上徹也容疑者の全ツイートの内容分析から見えた、その孤独な政治的世界」(『現代ビジネス』)

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山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz

ジェンダーのところに呉座さんの名前が・・・

2022/08/12 11:56

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山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz

頻出固有名詞が安倍、石破、バイデン、天皇、呉座、ホリエモン。なにかに囚われてる感はあるわな。

2022/08/12 12:53

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 ……専門家の目から見ても、呉座氏のツイートと呉座騒動などが、山上容疑者に何らかの影響を与えていた可能性は明々白々であるようです。ネット上でも上記の伊藤氏の論考で「呉座」が、「反フェミニズム、そしてミソジニー女性嫌悪・女性蔑視)」のキーワードで語られていることに、驚愕というか、ある種の困惑を禁じ得ない反応が見られました。

 口幅ったい言い方で恐縮ですが、この記事を読んだ(可能性がある)呉座氏ご本人の、ご心中をお察し申し上げます。蛇足ながら、自称「ネット保守」「新保守主義者」「ネット右翼の代表格」のネット論客・HN【はむはむ】としての裏の顔を持っていた亀田センセイも。そして……呉座氏の伴侶たる松平氏の胸中や如何に?

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(※へと続きます)*6


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Broken English

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*1:軽井沢デイドリームー呉座勇一氏のもう一つの所属先「信州大学社会基盤研究センター」の謎を追う~その壱~ - 亀田俊和検証委員会

*2:但し、悪名高い治安維持法の成立と事実上の抱き合わせでしたが。

*3:もとより、日蓮宗自体は、断じてカルトでは無く、ごく真っ当な宗教だと思います。第一、血盟団事件は、90年前の事件です。同事件を以て、日蓮宗日蓮宗の信徒の方々に、あらぬ誤解や偏見を抱かないよう、お願い申し上げます。

*4:山上徹也容疑者が、事件直前に上記の手紙を宛てたジャーナリストの米本和広氏のブログから。『週刊文春』(文藝春秋、2022年8月11日号)p35に掲載された米本氏ご本人のインタビュー記事「山上が手紙を送ったジャーナリストは何者か」が転載されており、実質無料で全文読めます。ご興味あるお方は、自己責任でご一読下さい。

*5:伊藤昌亮/Masaaki ITO on Twitter: "先日のお話を現代ビジネスにまとめました。「山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、そのねじれた政治思想―ネトウヨになりきれなかったネトウヨ」。津田さんとのお話、そして多くの方々からのリアクションがとても参考になりました。ありがとうございました。https://t.co/uGnGXX0Gv1" / Twitter

*6:エントリーの字数制限などもあり、今回は甲乙で分割させて頂きます。ご迷惑をお掛けしますが、悪しからず、ご了承下さい。

Broken Japanese History/歴史学者、半生をかく語りきー亀田俊和氏と呉座勇一氏と~秘史篇・上~

亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。

・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件(呉座騒動)」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。

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令和三年・呉座の乱:ロマン優光連載183 (2021年3月26日) - エキサイトニュース

ベストセラー『応仁の乱』呉座勇一さんを名古屋大教授らが提訴 「オープンレターを削除する義務ない」 - 弁護士ドットコム

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・当ブログへのご意見・ご感想などは下記のメールアドレスまでご連絡下さい。

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安倍晋三元首相暗殺事件から、かれこれ約1ヵ月が過ぎました。山上徹也容疑者によって引き起こされた同事件がもたらした激震は、本邦にて留まるところが無いようです。当ブログでも、目下、再三再四取り上げており、大変恐縮ではございます。

 しかし、繰り返しますが……上記の暗殺事件で逮捕された山上容疑者が、実はアンチフェミニスト(?)として呉座騒動に興味津々であり、同騒動の元凶たる呉座勇一氏にも並々ならぬ共感を抱いていたことなどは、紛れも無い事実ではあります。誠に遺憾ながら、です。

 言うまでもなく、犯行自体は、文字通り1ミクロンも情状酌量の余地も無い、非道極まりない凶行です。この場をお借りして、改めまして、最大限の厳しい言葉で非難させて頂きます。

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※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

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※『週刊文春』(文藝春秋、2022年8月11日号)p32の画像です。記事の全文は、下記の「「山上の兄も包丁を持って幹部の家に向かった」最も親しい信者の告白7時間」と題した『週刊文春』の電子版(有料)か、最寄りの図書館などで該当号をお読み下さい。この見出しだけでも、衝撃的な内容でしたが……。

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※上記の春某髭候氏のツイートに添付されたスクショ画像などです。私見ですが、安倍晋三元首相暗殺事件と統一協会を巡る詭弁・屁理屈などのパターンが事細かく分類化されていると思われます。


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 ……山上徹也容疑者のツイートなどは、皮肉にも事件の背景、ひいては同容疑者自身の実像や犯行の真意等を解明する上での文字通り貴重な一次史料*3として、永久保存されるでしょう。事件後、ツイッターそのものは凍結されたとはいえ、です。 

 とどのつまり、呉座氏も、呉座騒動も……。山上容疑者の思想信条に少なからず影響を与えてしまったアンチフェミニスト(?)の事象として、後世の歴史家や日本史研究者たちからも、注目されるのは確実でしょう。呉座氏ご本人が、好むと好まざるとに関わらずに、です。呉座騒動のきっかけを甚だ不本意ながら、結果的に作ってしまった亀田センセイの「レフティ」云々騒動も同様かと推定されます。

 不遜な言い方で恐縮ですが、うがった見方をすれば……日本の次代を担う綺羅星の如き天才歴史学者たちが、半永久的に歴史学の研究対象の一部になるという、本邦初(?)の栄誉を呉座氏や亀田センセイは棚ボタで獲得してしまった可能性もあります。まさに、運命の人!日本史界隈のシンデレラボーイならぬ、ギフテッド!!神懸かり的な偉業です!!!嗚呼、自分はご両名の奇跡を前に、ゲヘナの火、もとい、羨望と嫉妬の炎に我が身を焼かれる想いです。

 今後も、自分は微力ではございますが、お二人が引き起こすモーセの海割りさながらの奇跡の御業を目の当たりすべく、応援させて頂きます!


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 お二方の名声をさらに広めて、その秘めたる魅力を、少しでも多くの方々に知って頂くこともまた自分の本望であります。くどいようですが、宜しくお願い申し上げます。

 

●呉座勇一氏、自著の「あとがき」にて半生を語る~其の壱~

 前回のエントリーでも取り上げましたが、呉座勇一氏は博士論文を元に大著『日本中世の領主一揆』(思文閣出版)を上梓されております。刊行当時、そのことが余程嬉しかったのか。巻末の「あとがき」で、呉座氏は珍しく、紙幅を費やして、饒舌に自分語りもしておられました。「あとがき」の、ほぼ全頁数*4を隈なく使ってまで、です。

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 あとがき

 本書は二〇一一年一月に東京大学大学院に提出した博士学位請求論文「日本中世の地域社会における集団統合原理の研究ー領主の一揆を中心としてー」を原型としている。村井章介先生(主査)、榎原雅治先生、久留島典子先生、桜井英治先生、深沢克己先生にご審査いただき、二〇一一年六月に学位を授与された。懇切丁寧に審査して下さった五人の先生方に、改めてお礼を申し上げる。

 周囲からせっつかれて博士論文の公刊を決意したのは、二〇一二年の歴史学研究会大会の報告が終わって、しばらく経ってからだった。私のような未熟者には時期尚早との思いもあった既発表論文の恥ずかしいミスや明白な事実誤認を訂正する機会を得ると前向きに捉えることにした。今後は初出時の論文ではなく、本書をご参照いただければ幸いである。なお刊行にあたっては、直接出版費の一部として、独立行政法人日本学術振興会平成二五年度科学研究費補助金研究成果公開促進費)の交付を受けている。

呉座勇一『日本中世の領主一揆』(思文閣出版)p355

 呉座氏の博論のご審査をご担当されたのは……日本中世史・対外関係史がご専門の村井章介氏。同じく日本中世史がご専門の東京大学史料編纂所教授の榎原雅治氏。同様に、日本中世史の研究者にして神奈川大学国際日本学部歴史民俗学科教授の久留島典子氏。東京大学大学院総合文化研究科教授の桜井英治氏。西洋史学者の深沢克己氏と、これまた亀田センセイの博論のご審査のご担当者の方々にも引けを取らない、まさにレジェンド級のオールスターと言っても過言では無い錚々たるお歴々です。恐縮ながら、自分など、お名前を目にしただけで、思わず唸ったものでした。

 中でも、主査をご担当された村井氏は、呉座氏ご本人の大学時代の指導教員のお方でもあり、呉座氏は村井氏の弟子、門下生であることを自認しておられるようです。このことは、下記のリンク先にて、呉座氏が恩師たる村井氏の著作『増補 中世日本の内と外』(ちくま学芸文庫)を紹介する際にも触れていました。

※以下のリンク先などは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

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 大学での私の指導教員は村井章介先生だった。村井先生のご研究は多岐にわたるが、最大の研究テーマは東アジア海域の文化交流史であろう。私の専門は一揆研究なので、あまり村井先生の弟子と認知されていないように感じる。

『(呉座勇一の交流の歴史学 ブックガイド編)村井章介 中世シナ海域、倭人の割拠』

 ……このような満天の夜空に輝く、大スターの先生方からも直々にご指導ご鞭撻のほどを乞う栄誉に浴することができるなど、呉座氏のような生まれも育ちも毛並みのいい、神の子として祝福された選ばれし生粋のエリートでなければ無理なのでしょう。翻って、自分のような路傍の石ころ、もとい地を這うドブネズミとでは、雲泥の差……否、比較するのも失礼です。申し訳ございません。

「周囲からせっつかれて博士論文の公刊を決意した」と断言なさる呉座氏ですが、この頃(2012年)、既にネットを介して知遇を得ていたらしい亀田センセイ=自称「ネット保守」「新保守主義者」「ネット右翼の代表格」のネット論客・HN【はむはむ】の存在も大きかったと推定されます。奇しくも博論が母胎のご高著の刊行では、呉座氏に先んじていたセンセイは、ご自身のご経験を元に有益なご助言をされ、いい意味で発破を掛けておられた可能性もあります。

kensyoiinkai.hatenablog.com

※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

 それを伺わせるものとして「刊行にあたっては、直接出版費の一部として、独立行政法人日本学術振興会平成二五年度科学研究費補助金研究成果公開促進費)の交付を受けている。」と、呉座氏が大著の出版に際し、上記の亀田センセイの代表作と同様の補助金制度をご利用していた点などがあります。無論、偶然に過ぎないと言いますか……そもそも、呉座氏ご本人も同制度をご利用した経験があられるだろう先輩方、指導教員の村井氏などから、ほぼ同様の旨のアドバイスを受けておられた可能性もあります。それ以前に、呉座氏なりに同制度を調べ上げられたのも、充分以上にあり得ることだと思われますが。


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*1:事件直前に山上徹也容疑者から直筆の手紙を受け取るなど、統一協会の問題で本人と交流があったジャーナリストの米本和広氏が、事件後に立ち上げたブログです。

*2:米本和広氏の本ブログです。上記のブログの前からあります。

*3:無論、山上容疑者のツイートなどを額面通りに受け取るのは、大変危険であり、慎重に扱う必要がありますが。

*4:呉座勇一『日本中世の領主一揆』(思文閣出版)「あとがき」の該当頁は、p355~p359です。

歴史学のヤブ医者さんたちー亀田俊和氏と呉座勇一氏と~邂逅篇~

亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。

・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件(呉座騒動)」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。

kensyoiinkai.hatenablog.com

kensyoiinkai.hatenablog.com

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女性蔑視投稿で炎上の呉座勇一氏 知人は「彼は食事中もスマホを手放さないSNS中毒」 | デイリー新潮

「匿名で悪口スクショが続々と…」呉座勇一氏“中傷投稿”問題、渦中の北村紗衣氏が語る顛末 | 文春オンライン

自分を責める気持ちが湧いてきて…呉座勇一氏“中傷投稿”問題、北村紗衣氏が語る「二次加害の重み」 | 文春オンライン

知識人「言論男社会」の深すぎる闇…「呉座勇一事件」の背景にあったもの(後藤 和智) | 現代ビジネス | 講談社(1/7)

令和三年・呉座の乱:ロマン優光連載183 (2021年3月26日) - エキサイトニュース

ベストセラー『応仁の乱』呉座勇一さんを名古屋大教授らが提訴 「オープンレターを削除する義務ない」 - 弁護士ドットコム

武蔵大准教授の北村紗衣氏、甲南大非常勤講師を提訴 「ツイッターで名誉毀損された」 - 弁護士ドットコム

・当ブログへのご意見・ご感想などは下記のメールアドレスまでご連絡下さい。

higakitakashikensyoiinkai@gmail.com

前回のエントリーで、亀田センセイが自著『南朝の真実 忠臣という幻想』(歴史文化ライブラリー378 吉川弘文館)の「あとがき」(p212)で謝辞を述べられていた細川重男氏の著作『論考 日本中世史』(文学通信)を読み返していたところ、細川氏もまた同著の「あとがき」でセンセイご本人のお言葉(?)らしきものを引き合いに出しておられました。 

 おわりにー読書への書状(案文)

 

 本書の事

 楽しんでいただけたであろうーか?

 「歴史は少し高尚な娯楽」

 と言うたのは亀田俊和氏であるが、これを聞いた時、我が意を得たと思った。

 実際、『吾妻鏡』や古文書を含め、

 「ナンじゃ、こりゃ?『少年ジャンプ』より、おもしれェー!」

 と笑ってしまうモノは、ケッコーある。

 そして、ゲラ!ゲラ!笑うのだけが、「おもしろい」のではないのである。涙がこぼれるほどに感動するコトも「おもしろい」なのである。

細川重男『論考 日本中世史』(文学通信)p275

 厳密には、上記の亀田センセイの『南朝の真実』における原文を改めて確認すると、歴史学とは高度な知的娯楽なのではないかと考えている。」でしたが……細川氏もまたセンセイの愛読者だった可能性もあります。まあ、研究者仲間として交流があったとすれば、センセイが細川氏との何気ない会話の中で、ご披露なされた持論だとも推定されますが。

日経BizGateで、織田信長豊臣秀吉徳川家康の所謂「三英傑」をテーマに、呉座勇一氏に取材した記事が掲載されています。

※以下のリンク先などは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

bizgate.nikkei.co.jp

 記事中の呉座氏の写真を拝見した限りでは、心無しか、やつれた雰囲気もございますが……?というか、現在は所属先の日文研での職位が、呉座騒動後にヒラの「研究員」に降格されたこともあってか、もう一つの所属先である「信州大特任助教」の肩書きをご使用されているようです。もとより、これは取材した日経新聞記者の方が独断と偏見で、そう呼称している可能性もありますが。

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・再三、当ブログでも取り上げている安倍晋三元首相暗殺事件。くどいようですが、同事件を引き起こして逮捕された山上徹也容疑者こそ、実は上記の呉座勇一氏にもアンチフェミニスト(?)として強いシンパシーを寄せる一方、北村紗衣氏とオープンレターなどを親の仇の如く目の敵にしていました。同容疑者による暗殺事件の余波は、まだまだ続いている模様です。

 繰り返しますが、事件そのものは絶対に許されない暴挙であり、全否定されるべきものです。しかし……皮肉にも、それをきっかけとして堰を切ったように、事件の背景でもある山上容疑者を犯行に駆り立てた統一協会の問題が、これでもか、これでもか!と言わんばかりに連日炙り出されています。

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※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

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 余談ながら、呉座氏ご本人にとっては、枕を高くして眠ることができない日々が、さらに続く可能性もあります。これなども、くどいようですが、呉座氏の常日頃の行いが良過ぎるからでしょうね。お天道様は、しっかりと見ておられるようです。結果論であれ、山上容疑者が呉座氏を一途に慕う好機ともなった、例の呉座騒動のきっかけを図らずも作ってしまった亀田センセイも、ほぼ同様かと思われますが。恐縮ながら、センセイも今頃「フェミニストどもを土下座させて謝らせた!」と公言なされていた、自称「ネット保守」「新保守主義者」「ネット右翼の代表格」のネット論客・HN【はむはむ】の、アンチフェミニストとしての血が騒ぎ出しておられる可能性もございます。

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  そんな呉座氏、そして亀田センセイには「男の子同士」、お二方の永遠の友情(?)を願って、非礼を百も承知で以下の歌をご紹介致します!

 かのオーケンこと大槻ケンヂ氏がカバーし、平野耕太先生原作の漫画『HELLSING』のOVAで、ナチス残党の吸血鬼軍団がロンドン大虐殺を実行したシーンでもBGMで流れた名曲「悪魔巣取金愚」です!!


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シュレディンガー准尉(fake)「うひゃあ……ブログ主さんもやるなあ。あの神曲を、日本を代表する若き天才歴史学者と誉れ高い、呉座・亀田の両先生にご紹介するなんてさ。僕には、とても恐れ多くて出来ないよ☆」

 そのキュートなボーイソプラノのお声は……HELLSING』随一の萌えキャラ、シュレディンガー准尉殿!って……あれ?お姿が見えませんが。

(※いつも申し訳ございません。嘘です。冗談です。フェイクです!くどいようですが、間違っても本気にしないで下さい。平野耕太様、ひいては『HELLSING』のファンの皆様方並びに、関係各位様。深くお詫び申し上げます)

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シュレディンガー准尉(fake)「アハハ!無駄だよ。僕は何処にでもいるし、何処にでもいない。君たちの頭の中、深層心理にいるのかも知れないし、いないのかも知れないね☆」

 あ……はい。って、は!?脳裏に准尉殿のお姿が?

シュレディンガー准尉(fake)「やだなあ。そんなに恐縮しなくてもいいよ。別に僕らは君たちを取って食おうとか、血を吸おうとか、考えていないから。今日は、特使として、皆に少佐のメッセージを届けに来たんだ。せーの、お聞き下さい☆」

 ええええっ!?しょ、少佐殿……から、ですか?

 SE(ガチャ)

少佐(fake)「お集まり頂いた諸君、お初にお目にかかる。私だ。第三帝国の親衛隊(SS)「最後の大隊(ラストバタリオン)」ことミレニアムの指揮官にして、総統代行という道化だよ」

 ひいいいっ……脳内に、少佐殿の映像が!?こ、これは幻……じゃない!

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少佐(fake)「やあ、呉座勇一先生、亀田俊和先生、日本史界隈の諸君。そしてブログ主君。ご機嫌よう。君たちの阿鼻叫喚の華麗なる生き様が書き綴られた閻魔帳には、実に興味深いものがある。諸君らは稀代のエンターテイナーだ。この我々を退屈させてくれない。賞賛に値するよ。出来れば、もっともっと私を、我々を楽しませて欲しいものだ。ある意味、我々ミレニアムも娯楽というものには、飢えているのでね。兵士たちの福利厚生のためにも、心を砕かなければならない私の苦労も、知って頂きたいものだ」

シュレディンガー准尉(fake)「ですよねー少佐。ここだけの話、僕らみたいな『手段のためには目的を選ばない』でしたっけ?面白ければ何でも良い!が信条のミレニアムの皆も、毎日楽しみにしているんですよ、あなた方の素敵な生き様を。死して屍拾う者有りの、アットホームでハートウォーミングな僕らの戦場の癒しにぴったりなんで☆」

 ……(無言)。

少佐(fake)「まあ、これからも精々、あがいてあがいて、無駄な悪あがきをするがいい。諸君らの勇姿は、余すところなく、我々のアカシックレコードも記録しているからな。いつでも再生可能だ。ところで、ブログ主君。君にも一つ、私から特別に忠告するよ」

 な!じ、自分にですか!?

少佐(fake)「ハハハ!そう、怯えなくてもいい。君は日本史界隈、ひいてはこの国のアカデミズム世界の闇を知り過ぎたようだ。好奇心は猫を殺すものだよ。最近、少しばかり調子に乗っているようなのは、いただけないものだなあ」

 い、いえ、そ、そのようなことは断じて……。こ、これは自分なりの備忘録のつもりで、決して閻魔帳などでは無く……いやいやいや、ご、ご忠告、ありがとうございました!

シュレディンガー准尉(fake)「おやおや~!?モニターに向かって、土下座までしちゃって。少佐、ブログ主さんをイジメたら、駄目ですよ。彼は僕だけの玩具なんですから☆」

少佐(fake)「これは失礼した。では、諸君らの更なるご健闘ご活躍を祈って……乾杯(プロージット*1)!!」

シュレディンガー准尉(fake)「乾杯(プロージット)!!……ご清聴ありがとうございました。じゃあ、またね~☆」

 な、何だったのでしょうか、いきなり……。

シュレディンガー准尉殿、少佐殿。ゲスト出演、そして台本には無かった即興のアドリブ。ありがとうございました!)

 

亀田俊和氏の著作から読み解く、亀田氏と呉座勇一氏との出会いの経緯など

 亀田センセイと呉座勇一氏という、昨今の日本史界隈の星空に輝く、若き二大スター学者。そのお二人は、如何なる経緯で出会い、何時頃から親交を深められたのでしょうか?それらの謎を解明する上で、一つの鍵となるのが、センセイ方による珠玉の如きご高著の数々です。

 今回は亀田センセイ、呉座氏のお二方が、それぞれ博士論文などを公刊した代表作を中心に、焦点を絞って振り返っていきたいと思います。

 まず亀田センセイですが、既報の通り、2006年11月24日に『室町幕府施行制度の研究』という学位論文を以て、博士号(文学博士)を母校・京都大学から授与されております。同論文の査読を務めた調査委員は三名であり、主査を務めたのが、勝山清次氏(京都大学大学院文学研究科教授*2)。残りのお二人は藤井譲治氏(同)、吉川真司氏(同助教授)といった、いずれも錚々たるお歴々です。

 因みに、後年、勝山氏は亀田センセイの台湾大学赴任を歓迎して祝宴を張られたお方でもあり*3、吉川氏はセンセイに同大学の教職の「公募」(に名を借りた半ば出来レース?)の話とやらを持ち掛けたお方でもあります*4

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 上記の博士論文を元に、2013年3月頃に京都の出版社・思文閣出版から上梓されたのが、亀田センセイの記念すべき代表作にして処女単行本『室町幕府管領施行システムの研究』です。このことは、同書の「あとがき」でもセンセイご自身が以下のように認めておられます。

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 本書は二〇〇六年三月に京都大学に提出した学位論文「室町幕府施行制度の研究」とその後の研究成果をもとに執筆したものである。また、平成一七年度~一九年度の文部科学省科学研究費補助金「特別研究員奨励費」による研究成果でもある。刊行に当たっては、独立行政法人日本学術振興会平成二四年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金研究成果公開促進費))の交付を受けている。

 ここにいたるまでの研究生活において多くの方々から種々のご指導を賜った。京都大学国史研究室に所属した当初、指導教官としてご指導いただいたのは、故鎌田元一先生、大山喬平先生、藤井譲治先生、故高橋秀直先生であった。その後、吉川真司先生、勝山清次先生にも指導教官として教えをいただいた。勝山、藤井、吉川の三先生には本書のもとになった博士論文を審査していただき、貴重なご助言を賜った。

 先輩の渕原智幸氏には投稿論文の草稿を読んでいただいたりして、有益なアドバイスを多数いただいた。よくいっしょにお酒を飲む仲でもある。氏の専門分野である古代東北地方の史跡を見学するため、吉川先生と氏とご一緒に、秋田にある私の実家の自家用車で青森・秋田・岩手の北東北三県をドライブしたことも楽しい思い出である。

 また、東京大学の呉座勇一氏とはインターネットで知り合った。普段は遠く東京に住んでおられる氏とはインターネットを通じて頻繁に議論し、多くのご教示を賜り、本書の内容も大きな影響を与えられた。たとえば、第三部第一章第三節第二項で言及した『鎌倉持氏記』の存在を教えてくださったのも呉座氏である。私はインターネットを最大限有効に活用している研究者の一人でもあると自負している。

亀田俊和『室町幕府管領施行システムの研究』(思文閣出版)p520~521

 上記の亀田センセイの学位論文(博論)が、センセイご本人によって母校の京大当局にご提出されたのが、2006年3月頃*5。そのご審査を、ご担当された勝山・藤井・吉川氏らのお三方が、センセイの大学(及び大学院?)時代の指導教官であったという事実などはともかく、それ以上に驚いたのが……ここで突然、呉座勇一氏ご本人のお名前が出て来たことです。

東京大学の呉座勇一氏とはインターネットで知り合った。」云々の記述等が、事実だと仮定した場合……当時の亀田センセイと呉座氏はネットでの活動を通じて、お互いに知遇を得ており、以後、現在に至るまで公私に渡って親密な関係を結んだことなります。センセイご本人の単なる記憶違い、又は誤記・誤植などとは思えません。

 というか、言うまでもなく、本書*6はれっきとした歴史学学術書です。その「あとがき」で、著者がプライベートな事柄について、わざわざ貴重な紙数を割いてまで、虚偽や誇張などの記載をする必要性は全く無い筈です。

 以上のことを踏まえると、亀田センセイが語る呉座氏との出会いの経緯。研究者仲間として、本書の内容まで呉座氏から少なからず影響を受けていた、というセンセイご本人の述懐もまた、概ね事実だったと考えられます。ネットを介してとはいえ、お二人が知り合った時期は、本書の「あとがき」の末尾*7、奥付*8などから類推し、恐らく、2012年~2013年頃でしょう。

 否、もしかすると、亀田センセイが博論執筆の段階から、呉座氏の影響を受けていたとすれば、さらに遡って2006年3月以前。つまり、2005年~2006年頃の可能性もあります。

 個人的に、現時点では前者の2012年~2013年頃が有力だと推定されますが……。いずれにせよ、亀田センセイが自称「ネット保守」「新保守主義者」「ネット右翼の代表格」のネット論客・HN【はむはむ】として、現役フル稼働しておられた時期でもあります。特に、後者の2005年~2006年頃だった場合は、まさに全盛期の、脂が乗った絶頂期でもございますが。

 尚、亀田センセイがツイッター(実名)を開設したのは、2014年4月頃です。

kensyoiinkai.hatenablog.com

●呉座氏の著作にも、亀田氏との出会いの経緯などが!?

 実は、後に呉座勇一氏が2014年3月頃、博論などを元に刊行した大著『日本中世の領主一揆』(思文閣出版)の「あとがき」にも、上記の亀田氏と、ほぼ同様の旨の記述があるのです。

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 後輩の佐藤雄基氏、京都大学亀田俊和氏・山田徹氏らとは、インターネットを通じて意見交換をしばしば行っている。意見交換といっても、私はいただいた抜き刷り論文に対する雑駁な感想を述べるだけで、ほぼ一方的にご教示を得ているのが実状である。〈交換型一揆契状〉という概念を提示しておきながら、本人はちっとも〈交換〉できていないのは皮肉である。

呉座勇一『日本中世の領主一揆』(思文閣出版)p358~359

京都大学亀田俊和氏・山田徹氏らとは、インターネットを通じて意見交換をしばしば行っている。」……呉座氏も、このように回想、否、証言なされており、これを以て事実だと確定したも同然でしょう。上記の亀田センセイの記述とも、ほぼ一致しております。まさか、亀田センセイと呉座氏が、お互いに学術書の「あとがき」において、口裏合わせなどする筈も無いというか、その必要性もまた一切ございませんので。

 尚、亀田センセイと呉座氏は、「男の子同士」の友情の証とでも言うべきか。その後、これまたお互いに「書評」で、それぞれの処女作を褒めちぎり合うという芸術的離れ業をやってのけております。無論、これ自体は一概に悪い、とは言い難いでしょう。身内や仲間内での所謂「お手盛り」の危険性もありますが……そもそも、この手の学術書ないし専門書の読者層は難解な内容及び価格等からして限定的である上、その筋の専門家でなければ、真っ当な書評はおろか解説さえもハードルが高い側面はあると思われますから。まさに、餅は餅屋、でしょう。

※以下のリンク先などは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

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 ここで気になるのは……亀田センセイの裏の顔=ネット論客HN【はむはむ】もご存知だったらしい呉座氏が、【はむはむ】からも多かれ少なかれ影響を受けていた危険性です。出来れば、信じたくはありませんが……いや、まさか!?

※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

 余談ながら、亀田センセイと折り合いが悪かったらしい大学院の指導教授のお方は、上記の代表作『室町幕府管領施行システムの研究』(思文閣出版)の「あとがき」の中に、お名前があるのでしょうか……?

 

シュレディンガー准尉(fake)「コロナ禍が落ち着いたら……ミレニアムの皆でイギリスにでもピクニックに行きたいなあ。少佐、思い立ったが吉日ですよ!今度、一緒に行きましょうよ!!」


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*1:ドイツ語で「乾杯」を意味します。

*2:尚、肩書は、いずれも当時のものです。

*3:楽園のハレムー検証・亀田俊和氏の台湾通信~その漆~ - 亀田俊和検証委員会

*4:楽園のハレムー検証・亀田俊和氏の台湾通信~その壱~ - 亀田俊和検証委員会

*5:因みに、同論文のご審査が完了したのが、2006年7月27日とのことです。とどのつまり、審査には、約4ヵ月かかったことになります。→ Kyoto University Research Information Repository: 室町幕府施行制度の研究

*6:無論、亀田俊和『室町幕府管領施行システムの研究』(思文閣出版)のことですが。

*7:「二〇一三年二月 亀田俊和」(p521)と明記されています。

*8:「2013年(平成25年)2月28日発行」

ご注文は、メッコールですか……?ー検証・亀田俊和『南朝の真実』(吉川弘文館)

亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。

・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件(呉座騒動)」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。

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女性蔑視投稿で炎上の呉座勇一氏 知人は「彼は食事中もスマホを手放さないSNS中毒」 | デイリー新潮

「匿名で悪口スクショが続々と…」呉座勇一氏“中傷投稿”問題、渦中の北村紗衣氏が語る顛末 | 文春オンライン

自分を責める気持ちが湧いてきて…呉座勇一氏“中傷投稿”問題、北村紗衣氏が語る「二次加害の重み」 | 文春オンライン

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・亀田センセイが、台湾にて、本年6月30日頃に『南北朝期室町幕府をめぐる諸問題』(國立臺灣大學出版中心)という単著を刊行していたことが判明しております。開店休業状態が続くご自身のツイッターなどでの告知は、一切確認できませんでしたが。

※以下のリンク先などは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します

www.books.com.tw

 題名といい、上記のネット書店で本文を試し読みしてチェックした限りでは、日本語での新刊のようです。版元の「國立臺灣大學出版中心」が、亀田センセイの勤務先である国立台湾大学大学出版局であることや、表紙に「日本学研究叢書36」と銘打っていることなどから類推して、本書が学術書であることはほぼ間違い無いでしょう。

 一説では*1台湾大学における学術研究は基本的に中国語又は英語の論文が主流ですが、亀田センセイの所属先である日本語文学系の場合、日本語による論文でも宜しいとのこと。さらに、日本語文学系では、個々の教員の専門分野*2の学術研究でもOKだそうです。

 恐縮ながら、亀田センセイが長年のライフワーク(?)とはいえ、「またもや」日本中世史、それも足利尊氏や初期室町幕府の諸制度など手垢の付いたテーマの研究で学術論文を執筆。この度、異国の地・台湾にて出版されたらしいのが、上記の本書だと推定されます。

※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します

 さらに言えば、台湾大学日本語文学系におけるテニュア取得の条件の一つが、学術論文(日本語OK!)を書き上げて、発表(上梓)することだという情報もあります。自分の勝手な憶測ですが……ある意味、亀田センセイは悲願だったアカデミックポストの常勤職のテニュア持ちに向けて、一歩前進した、とも言える可能性もあります。だとすれば、大いに歓迎すべきまたとない朗報、なのですが……真相や如何に?

前回のエントリーでも取り上げました、安倍晋三元首相暗殺事件。発生から約20日以上が経った現在も尚、安倍家と統一協会とのただならぬ関係、政教分離の問題、国葬の是非など……そのメガトン級の衝撃が本邦にもたらした波紋は、終息の気配が見えていないようです。当然と言えば、当然なのでしょうが。

kensyoiinkai.hatenablog.com

※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します


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 ……白昼堂々、衆人環視の中、安倍元首相を卑劣にも背後から襲って射殺した山上徹也容疑者。許し難い蛮行ですが、実はアンチフェミニスト(?)の立場から北村紗衣氏にも激しい敵意と反感を露わにしており、呉座勇一氏のために本気で怒っていたらしいのも事実のようです。

 日本史……否、人類史にも永遠に記憶される可能性がある歴史的大事件を引き起こした暗殺犯からも一途に慕われ、純粋無垢な共感を寄せられていたと推定される呉座氏こそ、つくづく宇宙一の果報者であったと改めまして存じ上げます。そして、呉座氏と刎頸の交わりを結んでいたらしい亀田センセイも、やはり世界一の果報者だと存じます!まさにお二方は、本邦の日本史界隈に、あまねく聖なる光をもたらす二大スーパーノヴァ!電波系……もとい、銀河系歴史学者の双璧が織り成す、ユニバァァァスな大宇宙の奇跡!!まさしくビッグバン!!!

 これなども、ひとえに呉座氏と亀田センセイの常日頃の行いが良過ぎる証拠なのでしょうね。ナイスです。ワンダフルです。ビューティフルです!ハイホー!!

 嗚呼、それにしても、未熟者の自分は、この胸の高まりと感涙が頬を伝るのを抑えることができません!恐縮ですが、この場をお借りして、呉座勇一氏と亀田センセイを祝福すべく、万歳三唱させて頂きます。

「Урааааа!!!(ウラーッ!!!)」*3


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アグネスタキオン(fake)「……ふむ、なかなか興味深いねえ。スーパーノヴァにビッグバン、大宇宙の『奇跡』、か。『奇跡』など、てっきり有り得ない超常現象だと思っていたが……。どれ、差し支えなければ、この私にもご教示願いたいものだが?ブログ主君」

 あ、貴女は、ウマ娘アグネスタキオンさん!?い、いらっしゃったのですか。いつの間に……?

(※例によって例の如く、嘘です。冗談です。フェイクです。繰り返しますが、絶対に、本気にしないで下さい。アグネスタキオン、ひいては『ウマ娘プリティーダービー』シリーズのファンの皆様方。関係各位様。毎度毎度、衷心よりお詫び申し上げます)

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アグネスタキオン(fake)「人聞きが悪いものだな。私はさっきからここにいたぞ。さて、話を元に戻すが、単刀直入に言おう。君が口にしていた大宇宙の『奇跡』とは、如何なるエビデンスに基づいているのかな。出来れば私も確かめたいのだが……」

 あ、いや、『奇跡』というのは……ですね、タキオンさん。

アグネスタキオン(fake)「おや?有り得ないことは、有り得ない、とでも言うのかい。君自身でも説明が付かないと言うのならば、君が話題にしていた呉座勇一氏と亀田俊和氏を早急に呼んでくれないかな。君の知り合いなんだろ?」

 ええ!?じ、自分にとってお二方は、文字通り雲の上の人なので。

アグネスタキオン(fake)「呉座・亀田の両氏には、私の被検……ではなく、実験に協力して欲しいのだよ。何、大したことじゃないさ。私が開発した新薬を飲むだけだ。それだけで宇宙の創生、ビッグバンに匹敵する『奇跡』を起こす、いや、起こしてみせよう!副作用は……精々、私のトレーナー君のように身体が黄緑色に発光する程度だ。命に別状は無いだろうから、安心したまえ」

 あ、あのータキオンさん?自分の話を聞いて頂きたいのですが……?というか、話を勝手に進めるのは。

アグネスタキオン(fake)「ククク……そうか、そうか。君が代わりに飲んでくれるというのか。いやあ、これは素晴らしい!見上げた探究心、自己犠牲の精神だよ。さあ、実験開始といこうか!!」

 ええええ!?う、うわああああ!!!

アグネスタキオンさん、ゲスト出演、そして台本には無いアドリブ。ありがとうございました!)

 

亀田俊和氏の単著『南朝の真実』(吉川弘文館)とは?

 2013年に上梓された『室町幕府管領施行システムの研究』(思文閣出版)を皮切りに、2017年までコンスタントに日本中世史の研究書などを著わしていた我らが亀田センセイ。

 その亀田センセイが、上記の処女作(単著)に続いて、第二弾として出版されたのが……今回、取り上げる『南朝の真実 忠臣という幻想』(歴史文化ライブラリー378 吉川弘文館)です。

www.yoshikawa-k.co.jp

 厳密には、本書(『南朝の真実』)は書き下ろし、又は学術論文などを肉付けして収録したものでは無く、講演録がベースになっているそうです。このことは、亀田センセイご自身、巻末の「あとがき」にて、認めていらっしゃいます。 

 平成二三年(2011)九月十日、京都の市民学習講座・歴史グループ早雲にて、筆者は「南朝の内紛」と題する講演を行った。この講演が本書の原型である。ありがたいことに当日は一般の歴史愛好家の方々に多数ご参加いただき、質疑応答も活発に交わされた。この内容は一般向けの歴史書として成立するのではないか。講演終了後、そうひらめいたのが本書執筆のきっかけである。また最近、日本中世史研究者の呉座勇一氏が『一揆の原理ー日本中世の一揆から現代のSNSまでー』(洋泉社)を刊行し、学界内外に大きな反響を呼んだことに触発された面も大きい。

 そこで、日頃お世話になっている日本中世史研究者の細川重男氏と生駒哲郎氏に相談したところ、吉川弘文館を紹介していただいた。両氏のご尽力がなければ、本書はこの世には存在していない。

 常々筆者は、歴史学とは高度な知的娯楽なのではないかと考えている。そして、歴史学の素晴らしさやその最新の研究成果を世間の方々にわかりやすくおもしろく伝えることも、研究者の重要な使命であるとの持論も持っている。その信念を有言実行できる機会を与えてくださった細川・生駒両氏に、この場を借りて篤く御礼を申し上げる。

亀田俊和南朝の真実 忠臣という幻想』(歴史文化ライブラリー378 吉川弘文館)p212

 本書の刊行時期*4から推定すると、2014年5月頃には、既に亀田センセイは、呉座勇一氏の知遇を得ていた可能性があります。そのご縁からか、或いはその逆なのかは定かではありませんが……森新之介の告発文でもお馴染みである呉座界隈の生駒哲郎氏のお名前もあります。

※以下のnoteなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します

note.com

note.com

 因みに、生駒氏は、日本史史料研究会の運営者でもあります。wikiによると、細川重男氏は、同会の主任研究員にして、現在は東洋大学國學院大學の非常勤講師も兼任されておられるようです。

 歴史学とは高度な知的娯楽なのではないかと考えている。そして、歴史学の素晴らしさやその最新の研究成果を世間の方々にわかりやすくおもしろく伝えることも、研究者の重要な使命であるとの持論も持っている。」と「信念」を熱く語っておられる亀田センセイですが……誠に遺憾ながら、ざっと読んだ限りでも、本書には何点か首を傾げる記述があることを発見致しました。

●「古来から」の誤記・誤植、又はケアレスミス!?それとも……?

 平泉澄皇国史観

 「内紛まみれで不忠の足利氏、一致団結した忠義に厚い南朝」ーこうした「南朝忠臣史観」は古来から(原文ママ)伝統的に根強く存在していた。この歴史観が最も鮮明に表れている典型的な一例として、平泉澄の学説がある。

亀田俊和南朝の真実 忠臣という幻想』(歴史文化ライブラリー378 吉川弘文館)p5

 えっ、「古来から」……!?

 これは典型的な重ね言葉、重複表現であり、日本語としては明らかな間違いです。そもそも、「古来」は「古くから」という意味で既に「から」の意味があるからです。

※以下のブログなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します

ameblo.jp

hyoryuden.com

 亀田センセイは高校時代、国語の成績ではトップクラスだったらしいですが……これではセンセイの国語力にも疑問符が付いてしまいます。卑怯な言い方で恐縮ながら、自分が編集者だった場合、ニッコリ微笑みながら、赤ペンでセンセイの原稿を添削しますね。

 もとより、これは単なる誤記・誤植、或いはケアレスミスの可能性も高いです。亀田センセイはともかく、編集者まで見落としていたのでは、版元の吉川弘文館校閲も甘い、と言わざるを得ません。自分の手元にあるのは本書の初版*5ですが……増刷分で修正されているのでしょうか? 

●インターネット……出典は?

 従来、この成良立太子はごく短期間で終わったこともあり、さほど重視されなかったようである。しかし、インターネットで以下に述べることと同様のことが論じられていたのを読んだことがあり、そのとき筆者はまさに目から鱗が落ちる思いだったのであるが、考えてみればこれは後醍醐にとって相当有利な条件である。

亀田俊和南朝の真実 忠臣という幻想』(歴史文化ライブラリー378 吉川弘文館)p80

 非礼を百も承知でお尋ね致しますが、亀田センセイがインターネットで読んで感銘を受けたという論説らしきものとは、如何なる代物なのでしょうか?後学のため、ご教示頂けますと、光栄です。本文中では論説に関するアドレスなどの出典はおろか、脚注・注釈も無く、巻末の「主要参考文献」(p215~218)等にも一切記載がございません。論説の具体的なタイトル*6さえも不明で、実に不可思議なのです。

 余談ながら、ほぼ同様のご指摘は、本書のAmazonレビューにもありました。

※以下のレビューは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します

www.amazon.co.jp

網野善彦を肯定的に評価していたらしい亀田センセイ……!?

かつて網野善彦は、建武政権を非農業民のパワーを吸収した「異形の王権」と見なす独自の学説を展開して一世を風靡したが、それも新たな建武政権像構築の試みであった。

亀田俊和南朝の真実 忠臣という幻想』(歴史文化ライブラリー378 吉川弘文館)p208

 額面通り受けるならば……前後の文脈、本書の論旨を踏まえても、実は網野善彦を高く評価していたと思われる亀田センセイ。こうなると、あのレフティ」云々のご発言は、何だったのでしょうか?過去に自著で、網野善彦を肯定的に評価していたらしい事実を、失念しておられた可能性も*7いや、まさか……!?

※以下の亀田センセイのツイートは、ご参考までに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。尚、亀田センセイは当時のツイートの一部を後に削除しているため、やむなく、アーカイブはてなブックマークに残っている分の証跡などを掲載しております。

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アーカイブに残っていた、当時の亀田センセイのツイートのスクショです。

b.hatena.ne.jp

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b.hatena.ne.jp

*9

b.hatena.ne.jp

 


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*1:恐縮ですが、自分は独自のルートで亀田センセイが台湾大学にて学術論文を執筆中らしい、との情報は掴んでおりましたが、確証を得られなかったので、今迄拙ブログでは触れてきませんでした。悪しからずご了承下さい。

*2:この場合は、日本語・中国語・英語などの語学、純然たる意味での「日本文学」以外の分野の学問も含めます。

*3:ロシア語で「万歳」を意味します。

*4:2014年5月20日頃~2014年6月1日頃。前者は、Amazon等での情報から。後者は、巻末の奥付から。

*5:奥付に「2014年6月1日 第一刷発行」とあります

*6:実在していた場合、の話ですが。

*7:※追記(2022年8月9日)。尚、亀田センセイは本書の巻末にある「主要参考文献」p215~218のリストでも、その筆頭に網野善彦の著作及び著者名などを出しておられました。

*8:このツイートは、後に亀田センセイによって削除されました。

*9:このツイートも、後に亀田センセイによって削除されました。