亀田俊和検証委員会

HN【御座候/はむはむ2世】が江湖に問う「哲学から下ネタまで、何でもありの型にはまらないブログ」……ではなく、歴史学者・亀田俊和、呉座勇一氏らの『歴史の真実』の他、呉座・日本史界隈、本邦のアカデミズムの闇などを検証しているブログです。

☆中東おじさん★⑧ー呉座騒動の脇役・池内恵氏の謎を追う~呉座騒動篇(Extension)~

亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。

・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件(呉座騒動)」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。

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 自分の父は、東京に用事の多いひとでしたので、上野の桜木町に別荘を持っていて、月の大半は東京のその別荘で暮していました。そうして帰る時には家族の者たち、また親戚の者たちにまで、実におびただしくお土産を買って来るのが、まあ、父の趣味みたいなものでした。
 いつかの父の上京の前夜、父は子供たちを客間に集め、こんど帰る時には、どんなお土産がいいか、一人々々に笑いながら尋ね、それに対する子供たちの答をいちいち手帖に書きとめるのでした。父が、こんなに子供たちと親しくするのは、めずらしい事でした。
「葉蔵は?」
 と聞かれて、自分は、口ごもってしまいました。
 何が欲しいと聞かれると、とたんに、何も欲しくなくなるのでした。どうでもいい、どうせ自分を楽しくさせてくれるものなんか無いんだという思いが、ちらと動くのです。と、同時に、人から与えられるものを、どんなに自分の好みに合わなくても、それを拒む事も出来ませんでした。イヤな事を、イヤと言えず、また、好きな事も、おずおずと盗むように、極めてにがく味い、そうして言い知れぬ恐怖感にもだえるのでした。つまり、自分には、二者選一の力さえ無かったのです。これが、後年に到り、いよいよ自分の所謂「恥の多い生涯」の、重大な原因ともなる性癖の一つだったように思われます。
 自分が黙って、もじもじしているので、父はちょっと不機嫌な顔になり、
「やはり、本か。浅草の仲店にお正月の獅子舞いのお獅子、子供がかぶって遊ぶのには手頃な大きさのが売っていたけど、欲しくないか」
 欲しくないか、と言われると、もうダメなんです。お道化た返事も何も出来やしないんです。お道化役者は、完全に落第でした。
「本が、いいでしょう」
 長兄は、まじめな顔をして言いました。
「そうか」
 父は、興覚め顔に手帖に書きとめもせず、パチと手帖を閉じました。
 何という失敗、自分は父を怒らせた、父の復讐は、きっと、おそるべきものに違いない、いまのうちに何とかして取りかえしのつかぬものか、とその夜、蒲団の中でがたがた震えながら考え、そっと起きて客間に行き、父が先刻、手帖をしまい込んだ筈の机の引き出しをあけて、手帖を取り上げ、パラパラめくって、お土産の注文記入の個所を見つけ、手帖の鉛筆をなめて、シシマイ、と書いて寝ました。自分はその獅子舞いのお獅子を、ちっとも欲しくは無かったのです。かえって、本のほうがいいくらいでした。けれども、自分は、父がそのお獅子を自分に買って与えたいのだという事に気がつき、父のその意向に迎合して、父の機嫌を直したいばかりに、深夜、客間に忍び込むという冒険を、敢えておかしたのでした。
 そうして、この自分の非常の手段は、果して思いどおりの大成功を以て報いられました。やがて、父は東京から帰って来て、母に大声で言っているのを、自分は子供部屋で聞いていました。
「仲店のおもちゃ屋で、この手帖を開いてみたら、これ、ここに、シシマイ、と書いてある。これは、私の字ではない。はてな? と首をかしげて、思い当りました。これは、葉蔵のいたずらですよ。あいつは、私が聞いた時には、にやにやして黙っていたが、あとで、どうしてもお獅子が欲しくてたまらなくなったんだね。何せ、どうも、あれは、変った坊主ですからね。知らん振りして、ちゃんと書いている。そんなに欲しかったのなら、そう言えばよいのに。私は、おもちゃ屋の店先で笑いましたよ。葉蔵を早くここへ呼びなさい」

太宰治『人間失格』

・盗用の常習犯、デマ・捏造の達人に加えて、カンパ詐欺芸人としてもカルト的な人気を博しているらしい唐沢俊一。連日、ツイッターで大上段からご高説を垂れている一方、痺れを切らした出版社からの再三再四に渡る原稿催促などの連絡には、無視を決め込んでいるようです。

※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

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 ……恐らく、誰だって「唐沢俊一にだけは、絶対に言われたくは無い!」だと思われますが。

インボイス問題では、当選間もなくしれっと公約を撤回するなど、【イスカリオテのユダ】としての卑劣極まりない本性を露わにした参院議員の赤松健自民党)。

 驚くべきことに、不同意性交罪と撮影罪など実在の女性を性犯罪から守るための刑法改正案に、自民党内でも赤松・山田太郎参院議員の二人だけが、強硬に反対するという謎の妨害行動(?)を繰り広げている模様です。

※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

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唐沢なをき『まんが家総進撃』第2巻(KADOKAWA)p81

 理解に苦しみますが、赤松健の岩盤支持層たる表自界隈が「アンフェミ・ミソジニー」の巣窟だとすると……支持者向けの愚劣なパフォーマンスの可能性もあるかと思われます。例の暇アノン騒動といい、赤松を熱狂的に支持する漫画家仲間たちの本心も、実はインボイス問題ではなく……!?

・遂に三浦瑠麗氏の夫で、コンサルティング会社「トライベイキャピタル」三浦清志氏が、4億2千万円をネコババした業務上横領容疑で逮捕されるなど、大きな動きがありました。

 因みに、三浦清志氏の実父は、著名な教育学者の三浦清一郎氏です。優れた「教育者」として知られた清一郎氏でしたが……ご子息の「教育」には、皮肉にも失敗に終わったようです。誰かさんとか、誰かさんとか、誰かさんのように!?

※以下の記事などは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

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※ネットでの拾い物画像です。皮肉にも、笹川良一の「人類皆兄弟」の理念が最低最悪の形で実現していたのが……統一協会などを巡る本邦の問題の一面かと考えられます。

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※時系列がバラバラで恐縮ながら、山上徹也容疑者が呉座騒動時、それ以後に連発していた呉座勇一氏関連のツイートのスクショです。同容疑者が、加害者の呉座氏の擁護に血道を上げる一方、被害者の北村紗衣氏に対して極めて批判的だったらしい事実などが確認できます。フェミニストを毛嫌いしていた理由などは不明ですが、アンチフェミニスト・ミソジニストであったと仮定すると、事の是非はともかく、一定の説明が付くと考えられます。

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山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz

ジェンダーのところに呉座さんの名前が・・・

2022/08/12 11:56

b.hatena.ne.jp

山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz

頻出固有名詞が安倍、石破、バイデン、天皇、呉座、ホリエモン。なにかに囚われてる感はあるわな。

2022/08/12 12:53

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※断定はできませんが、報道などによると、山上容疑者が安倍元首相暗殺の決行直前に、ネット上で交流のあったジャーナリストの米本和広氏に宛て、投函した手紙の文面だそうです。言うまでもなく、内容を鵜吞みにするのは、大変危険でしょうが。

※『週刊文春』(文藝春秋、2022年8月11日号)p32の画像です。記事の全文は、下記の「「山上の兄も包丁を持って幹部の家に向かった」最も親しい信者の告白7時間」と題した『週刊文春』の電子版(有料)か、最寄りの図書館などで該当号をお読み下さい。この見出しだけでも、衝撃的な内容でしたが……。

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※『週刊文春』(文藝春秋、2022年9月8日号)p133の画像です。記事の全文は、下記の「統一教会北朝鮮に献上した5000億円 文鮮明金日成に「お兄さんになって」」と題した『週刊文春』の電子版(有料)か、最寄りの図書館などで該当号をお読み下さい。統一協会北朝鮮と懇意で、巨額の経済支援なども行っており、その原資の大半は日本人の信者から搾り取ったお金であることは多くの識者が指摘しておりますが、これは……!?

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※BSーTBS『報道1930』「ロシアが3日前に“対テロ会議”?/北朝鮮に旧統一教会信者が潜水艦を仲介」(2022年10月12日放送分)からの一部の映像のスクショです。同放送の後半にて、統一協会北朝鮮との衝撃的な事実のオンパレードが……!?

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文藝春秋』(2023年1月号)記事「〈ペンタゴン文書入手〉北朝鮮ミサイル開発を支える統一教会マネー4500億円」の一部のスクショ(同号p156~157)です。

 尚、同記事によると、DIA(米国防総省情報局)の報告書には「1991年に4500億円、1993年に300万ドルの寄贈を行った後、北朝鮮統一教会との関係を確立した」という趣旨の詳細な記述があるそうです。同報告書では、統一協会が日本人信者たちから搾り取った献金が韓国・香港経由で北朝鮮に流れており、それらが核やICBMの開発に使われた可能性があるとのことです。

 又、本邦の統一協会系企業(ダミー会社?)によるロシア太平洋艦隊からの潜水艦12隻の購入と、北朝鮮への売却についても、DIA報告書では企業名などが明記されるなど、かなり詳細に分析されているそうです。

 さらに筆者の韓国人ジャーナリスト・柳錫氏らの独自取材によれば、2004年4月にも統一協会北朝鮮に約30億円もの資金援助をしていたらしいです。恐らく、これも原資は日本人信者から騙し取った献金などでしょう。

 因みに、最近の統一協会は、今夏に金正恩とのトップ会談を目指しているとか。会談の仲介役としては、カンボジアのフン・セン首相に依頼しているそうです。

※上記の春某髭候氏のツイートに添付されたスクショ画像などです。私見ですが、安倍晋三元首相暗殺事件と統一協会を巡る詭弁・屁理屈などのパターンが事細かく分類化されていると思われます。

yone56563.blog.fc2.com*1

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※閲覧注意 上智大学名誉教授で、歴史修正主義者としても悪名高い渡部昇一が、統一協会の機関紙『世界日報』創刊25周年に寄せた祝辞のスクショです。同紙サイトに堂々と掲載されておりました。

国際政治学の大エースたる池内恵氏、国家観(?)などを語る……!?

 先日も騎士よろしく、同業の東野篤子氏の擁護のために、颯爽と駆け付けた模様の池内恵氏でしたが……そこで東野氏が「議論」をすることの意義などについて、講釈を垂れておられました。

※以下のツイートなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。

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 くどいようですが、池内恵『アラブの春とは何だったのか』(東京大学出版会)とは何だったのか。いつになったら、池内恵氏は重い口を開いて、ご説明下さるのか……?

 閑話休題私見ですが、池内氏が志向しているらしい国家像(?)など、山縣有朋が目指していたエリート官僚(テクノクラート)による「行政独裁」に近いのではないか、とも考えられますが*2。良くも悪くも、山縣は維新の元勲にして日本陸軍創設の立役者であり、事実上、陸軍の「独裁者」として降臨していたことでも知られております*3

 余談ながら、山縣の根底にあったのは、徹底した「愚民思想」だったとも言われております。国民は愚かだから「教育勅語」「軍人勅諭」などで、徹底的に教育(洗脳)すべきだ。無知蒙昧だから「社会主義」だの「民主主義」だの、西欧由来の「危険思想」に染まってしまう可能性がある。だから(以下略。

 又、山縣は近代日本屈指の情報政治家、権謀術数の天才でもありました。陸軍の高級将校の教育課程などで、戦略レベルの指導が甚だ不十分だったこともあり、戦略の欠如を政略でカバーする悪しき伝統を生んだ、とも指摘されております。

 実際、山縣の死後、リーダー不在の官僚組織となった日本陸軍が……関東大震災に乗じた大杉栄虐殺事件、張作霖爆殺事件、満州事変、ゴーストップ事件、盧溝橋事件など数々のテロや暗殺、策謀などに走って暴走したのを見ると、その姑息な謀略体質などが分かります。

 言うまでもなく、客観的な情勢の進行を促すためならともかく……客観的な情勢分析も満足に出来ないまま、自らの主観的願望を実現するためだけに謀略を行使するなど、愚の骨頂でした。事実、日本陸軍が仕掛けた上記の三流のマキャベリズムは、悉く裏目に出て本邦の破滅を早めてしまいました。

 極言ですが、サッカーに例えると、オウンゴール連発で5試合連続二桁失点の大敗、といった具合かと存じます。

 皮肉にも、軍官僚などのテクノクラートを中心とした「行政独裁国家」という山縣の理想が……「軍部独裁」という最低最悪の形で実現し、無残に破綻してしまったのが、昭和の本邦だったとも言える可能性もあります。山縣自身は外交面では根っからの英米協調主義者であり、対華21カ条の要求などにも批判的だったらしいですが。

 


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*1:山上徹也容疑者が、事件直前に上記の手紙を宛てたジャーナリストの米本和広氏のブログから。『週刊文春』(文藝春秋、2022年8月11日号)p35に掲載された米本氏ご本人のインタビュー記事「山上が手紙を送ったジャーナリストは何者か」が転載されており、実質無料で全文読めます。ご興味あるお方は、自己責任でご一読下さい。

*2:片山杜秀皇国史観』(文春新書)p117~118

*3:大江志乃夫『日本の参謀本部』(吉川弘文館)p57~62