・亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。
・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件(呉座騒動)」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。
・当ブログへのご意見、ご感想及び情報提供などにつきましては、下記のメールアドレスまでご連絡下さい。場合によっては、謝礼等も前向きに検討致しますので、宜しくお願い申し上げます。
higakitakashikensyoiinkai@gmail.com
・呉座勇一氏の奥様であられる画家の松平莉奈氏が……後述する夫の呉座氏のオープンレター裁判の「電撃和解(実質敗訴)」を受けてなのか、自身のブログにて重い口を開いていらっしゃいました。
恐らく、呉座騒動の当事者のパートナーが、公の場で一連の呉座騒動から裁判、更には反オープンレター騒動にまで言及されたのは……これが初めてだったかと考えられます。
※以下のポスト(※旧ツイート)などは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。
文章を書きました。https://t.co/o5BvOgp4qr
— 松平 莉奈 (@rinamats) 2023年9月28日
大変恐縮ながら……実は自分もずっと常々、疑問に思っておりました。呉座騒動、反オープンレター騒動について、後者はともかく、前者の当事者の伴侶たる松平氏ご本人は、如何なるご見解をお持ちなのかと。
そうした経緯もあり、自分などはウザイと思われたのか、ツイッターでは早々とブロックされておりますが(無論、ブロック自体はご本人のご自由であり、他意はありません)……今回、不十分ながらも、松平氏の真意をお伺いすることができて光栄に存じます。
やはり、松平莉奈氏は……呉座騒動を引き起こした夫の呉座勇一氏に対し、どちらかというと、批判的だったらしいこと。実は、オープンレターにも(全面的に肯定している訳ではないが)「賛成」のようであり、百億歩譲って、それが原因で呉座氏がテニュア取り消しになっていたとしても、やむを得ないとのお考えだったらしいこと。
もとより、「レフティ」云々発言で、図らずも呉座騒動の発端を結果的に作ってしまった呉座勇一氏の「親友」の亀田センセイ。そして、真意はどうであれ、反オープンレター騒動でアカデミック世界における急先鋒を演じていた疑惑のある池内恵、伊藤剛、河野有理、小菅信子、西村晋氏らも……上記の松平氏のエントリーについて目を皿にしてでも、読むべきかと考えられます。
特に、ポスドク時代から、ネット軍師・HN【御座候】=歴史学者・呉座勇一氏とは、刎頸の交わりを結んでいた自称「ネット保守」「新保守主義者」「ネット右翼の代表格」のネット論客・HN【はむはむ】=亀田センセイは、必読かと存じ上げます。理由は……言わずもがなでしょう。
口幅ったい言い方で恐縮ながら……松平氏も、亀田センセイには恨み節の一つや二つ、ぶつけても罰は当たらないかと存じます。無論、おまゆう案件かと言えば、それまでですが。
亀田センセイご本人は、言うまでもなく、反オープンレター騒動でも、それこそ獅子奮迅のご活躍ぶりをした戦歴を誇る「勇者」でもあります。これには呉座・松平ご夫妻も……って、おや誰か来たようです。
・ジャニーズ事務所の第2回目の記者会見が、10月2日(月)14:00~都内にて開催されることが発表されました。今度は約2時間の時間制限があるようですが。
翻って、ジャニー喜多川の性加害事件については、連日、次々と新事実などが発覚し、マスメディアを賑わせております。今や完全に本邦における深刻な社会問題と化した感もある同事件は、BBCの報道から半年以上経った現在も尚、ホットなニュースの様相を呈している模様です。
※以下のポストなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。
学教授なんて専門分野外は素人と同じなのだから、森羅万象な知見みたいにありがたがるのは止めようよ / “京大教授が激怒。ジャニーズ事務所を叩く資格などない性加害問題の「主犯格」 - まぐまぐニュース!” (0 users) https://t.co/mU44PVPCSR
— Oricquen (@oricquen) 2023年9月29日
この先生なんか世の中に恨みでもあるの?
— 亞麻仁荏胡麻呂 (@amani_egoma) 2023年9月29日
社会に対する攻撃性が半端ない😱
他人を攻撃するから自分も攻撃されるんだって妄想に取り憑かれて怯えるんだよ🥶
SNSでこういう発言平気でする人を、NHKはよく使うなとしか思わない🤔 #どうする家康反省会 pic.twitter.com/6hMQlFpLFt
ジャニー喜多川の性加害事件は、海外の事例に擬えると、ジミー・サヴィル事件、ジェフリー・エプスタイン事件などとも比較されがちですが……管見の限りでは、元ナチ党員にしてヒトラーの熱狂的な信奉者でもあり、戦後、少年への性的虐待で祖国ドイツを追われたキリスト教バプテスト派の指導者パウル・シェーファーらが南米チリの奥地に設立したカルト団体「コロニア・ディグニダ」の史実が最も近い可能性があります。
チリの奥地にあった「コロニア・ディグニダ」*1では「教祖」たるパウル・シェーファーを頂点に、1961年の設立以来、清廉潔白でピューリタン的な「楽園」のイメージとは裏腹に……内部では凄惨な拷問及び性的虐待、虐殺などが日常茶飯事に横行し、時にはピノチェト軍事政権などの隠然たる庇護下に置かれ、その陰惨でおぞましい内情は内外(!)で半ば公然の秘密であったこと。
言わば、歴代のチリ政府・軍部・警察・議会・司法等の権力者たちから事実上の「お墨付き」を貰った、非公式の恐るべき監禁要塞であったこと。ほぼ365日中、無数の少年たちが、稀代のペドフィリアでもあったシェーファーの毒牙に掛かって、セックスドールにされていたこと。
誰もが薄々知りながら、何も出来なかったが、ある日、あることきっかけとして公に……という経緯からして、今回のジャニー喜多川の性加害事件の経緯、ひいては(実質的に)セックスカルト教団であったジャニーズ事務所の「正体」との相似性が、あちこちで見られるかと考えられます。
というか、パウル・シェーファーからして、ジャニー喜多川に薄気味悪い程、何だかそっくりなのです。無論、自分の勝手な主観ではありますが*2。
・各種報道によると、政府は裁判所に統一協会への解散請求をする方針を決定した模様です。早ければ、10月12日に開催予定の宗教法人審議会を経て、準備に入るそうです。
一方、延期されていた山上徹也被告の第1回公判前整理手続きの期日も、翌10月13日に行われるようですが……!?
※以下のリンク先などは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。
山上のツイート@333_hillが、呉座さんの件に何回も触れていて、不謹慎ながら笑ってしまったw
— さおだけ (@LXkUwNddLyXWQ89) 2022年7月18日
山上のツイートって、歴史的なテロ事件の参考資料として、永久に残っていくだろう。すると、呉座さんの件も後世まで残るのか。あの人は、つくづくやらかしたんだなあ。 pic.twitter.com/m5BrCj1wTa
例の人がよく使う言葉に、「呉座氏」があるのか… pic.twitter.com/Kd4g6VL6pb
— ゆうりん (@yurin20220507) 2022年7月19日
山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz
ジェンダーのところに呉座さんの名前が・・・
2022/08/12 11:56
山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz
頻出固有名詞が安倍、石破、バイデン、天皇、呉座、ホリエモン。なにかに囚われてる感はあるわな。
2022/08/12 12:53
頻出固有名詞が安倍、石破、バイデン、天皇、呉座、ホリエモン。なにかに囚われてる感はあるわな。 / “山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界(伊藤 昌亮) @gendai_biz” https://t.co/XlCeYTeJ8x
— くいっぱ (@kuippa) 2022年8月12日
●呉座勇一氏、オープンレター訴訟にて「電撃和解」(実質敗訴)の衝撃とは……!?
先日の9月27日、呉座勇一氏が日文研(人間文化研究機構)を提訴した労働裁判での電撃的な「和解(実質敗訴?)」の記憶も新しい中……呉座氏ご本人が、オープンレター側を相手取って起こした訴訟でも、大きな動きがありました。
ある意味、寝耳に水というか、青天の霹靂と言いますか。原告側の呉座氏が主張を取り下げて、被告側のオープンレター陣営に「和解」を申し入れ、これまた急転直下、成立したとのことです。
自分もオープンレター側の代理人たる神原元弁護士の「和解」についてのステートメント、呉座氏のブログの「オープンレター訴訟の和解成立のお知らせ」(2023年9月27日)のエントリー*3などを読んだ上で、仔細に検討致しましたが……大変遺憾ながら、控え目に言っても、呉座氏サイドの「実質敗訴」かと存じます。
「和解」自体の詳細は、以下のリンク先などもご参照頂けると幸いですが……呉座氏は、ご自身のブログに上げた例の報告エントリーを二日後に、突如として削除されたようです。無論、現段階で理由等は一切不明ですが……!?
尚、一般的な用語としての「和解」と、法律用語としての「和解」……「裁判上の和解」とは、意味合いが大きく異なる概念でもあります*4。念のため。
※以下のポストなどは、ご参考なまでに掲載したものであり、自分はこれらのご見解に賛同している訳ではありません。宜しくお願い致します。
勝利和解は幾らでも例はあり、私も、裁判所から「判決なら勝訴」と言われた事例で何件も勝利和解しています。その方が柔軟な解決をできるからです。本件もきめ細かく和解をしておりその例ですね。全く問題ありませんよ。 https://t.co/rvkna9fjGq
— 渡辺輝人 🇺🇦連帯 (@nabeteru1Q78) 2023年9月27日
訴訟の経過は以下の通りのようだ。オープンレター側が訴えを取り下げたのは訴訟上の理由がある。https://t.co/LeZGWsFV3I
— 渡辺輝人 🇺🇦連帯 (@nabeteru1Q78) 2023年9月27日
同一の権利関係(呉座氏が主張する名誉毀損に基づく損害賠償請求権)について、OL側が債務不存在確認訴訟を先に提起して、呉座氏が反訴で名誉毀損に基づく損害賠償請求をした場合、先に提起した債務不存在確認請求は「訴えの利益」が消滅する。こういう場合、裁判所から取下の指示が出る。
— 渡辺輝人 🇺🇦連帯 (@nabeteru1Q78) 2023年9月27日
今回の和解は、呉座氏が名誉毀損だと訴えたこの反訴請求にかかるオープンレターの内容について、呉座氏自らが「違法だ」という主張を撤回して和解を申し出たものなので、OL側の勝利といって良い内容だろう。
— 渡辺輝人 🇺🇦連帯 (@nabeteru1Q78) 2023年9月27日
ミソジニー界隈は相変わらずのようです。
— いいづか☮️4Ukraine (@Tiiduka) 2023年9月27日
(暇空茜こと水原清晃が再投稿していたもの) pic.twitter.com/meWPsDYjMF
もともとオープンレターに対して呉座側が名誉毀損と違法行為を主張して始まった裁判ですので、和解であろうと判決であろうと呉座側が名誉毀損と違法行為の主張を撤回した時点で、どう言い繕ってもオープンレター側の勝利ですよ https://t.co/GjrkEC9n8S
— とうこ (@hilemon1999) 2023年9月28日
呉座氏、当該(削除された)ブログ記事で依然として「当該オープンレターはキャンセルカルチャーである」というような主張をしていてなんかもうその時点で和解条項の1に反してない?的な印象を受けたんですけどそのへんで何かあったんだろうか
— swika (@_swika) 2023年9月29日
これに尽きる。 https://t.co/6SpMhl7FFg
— 歴史訂正主義者 (@nagarekubou) 2023年9月27日
どう読んでもOLの内容では呉座勇一を歴史修正主義者とは断定していなかったわけだが、呉座の和解後の記事では「オープンレターで歴史修正主義者のレッテルを貼られた!」って主張してること自体が歴史修正主義的に感じるよな。(おれの中では)歴史学者として終わってるよ
— ROMAB (@romabing) 2023年9月28日
本件、本当によかったです。関係者の方々、本当にお疲れ様でした。小林さんが紹介されている『エトセトラ vol. 8 2022』所収の「<オープンレター 女性差別的な文化を脱するために>を記録する」から一部を抜粋して共有したいと思います。 https://t.co/paPD7BkozK
— Koji Yamamoto 山本浩司 (@Koji_hist) 2023年9月28日
記事を読んだけど呉座側についていた連中ってColabo騒動で反Colaboについている連中ばかり。
— SIBYL.System (@048Kxe5ADdHYrWs) 2023年9月28日
そして決着がついた今でも何食わぬ顔をしてポストをしている。そりゃ日本がダメになるわ。 https://t.co/rdQgRRlp2Z
呉座さんによって「オープンレターは違法との主張が撤回」されるという和解が成立した今、当時のオープンレター側への誹謗中傷にどんなものがあったか、確認してほしいと思います。
— 弁護士 太田啓子 「これからの男の子たちへ」(大月書店) (@katepanda2) 2023年9月28日
もともと、原文を読めば、名誉毀損とか違法とかいえるものではないとわかっていた弁護士は多いはずです。 https://t.co/KHB7YeA5mO
この「呉座氏の名前が10数回も出てきたから呉座氏への制裁目的なのは明らか」っての、当時よう見たな~
— Rudy Blizzado (@Rudy_hul) 2023年9月28日
彼らって自分たちがやってる「曲解ごっこ」を「頭のいい分析」だと勘違いしてるんよね。だから始末が悪い。これもオープンレターに書かれた「女性差別的な文化」の影響よね。 https://t.co/36zQlvy7ZU
「オープンレターなどというものんがあああ、ほげげげげ、ごわごわごわ」ってなってた人たち、自分たち自身が「暴走」した「正義」の徒だという自覚は持ってくれるんですかね。
— nofrills/文法を大切にして翻訳した共訳書『アメリカ侵略全史』作品社など (@nofrills) 2023年9月28日
あるいは自分の信じていた「正しいこと(正義)」が、現行法のもとでjusticeなどではなかったと、騒いだ張本人が認めた(だからこその和解である)という事実について、事実であると認識するんですかね。
— nofrills/文法を大切にして翻訳した共訳書『アメリカ侵略全史』作品社など (@nofrills) 2023年9月28日
一説によると「どのような哲学も挫折する」とは、ドイツの哲学者マルティン・ハイデッガーの言葉だそうですが……私見ながら、これは哲学だけではなく、歴史学、政治学等、あらゆる学問にも通じるところがあると考えられます。
ある意味、戦後、ナチス党員だった過去などが問題視されるも……これまた虚偽や誤魔化しに満ちた弁明を繰り返していたらしいハイデッガーの「挫折」した人生にも該当するかと。とどのつまり、ハイデッガーも保身と処世術等に長けた「俗物」に過ぎなかったのかと。
今回の反オープンレター騒動で、皮肉にも一時期、「バスに乗り遅れるな!」と言わんばかりに「またもや」我を忘れて熱狂していたような(可能性がある)ご様子の、本邦の綺羅星の如きスター学者の皆様方……大変恐縮ながら、亀田センセイ。そして、上記の池内恵、伊藤剛、河野有理、小菅信子、西村晋氏らワーワー大騒ぎしていた方々にも、上記のハイデッガーの言葉を、この場をお借りして、お贈り致します。
というか、大真面目な話、オープンレターを何度読み直しても……あの程度の文言及び表現等で違法だとか、「名誉毀損」が成立するとか、呉座氏ご本人はともかく、亀田センセイたちは本気で考えていたのでしょうか。
私事で恐縮ながら、実は当ブログを開始して間もない頃、「ある件」で名誉毀損訴訟等に詳しい弁護士の方に相談したことがありますが(実話)……その方からの詳細かつ具体的なご助言に加えて、刑法学・民法学等の専門書及び判例集を踏まえても、あれに違法性ないし名誉毀損等が成立する可能性など、事実上、ゼロに等しい筈かと存じ上げますが。
無論、これは自分の勝手な私見でありますが……実は個々の弁護士にも、法律ごとに得意分野と、そうでない分野がある傾向の方も大勢いらっしゃいます。
あまり言いたくありませんが、呉座氏は……少しでも勝率を上げるためにも、例えばジャニー喜多川の性加害報道で、文春側を実質勝訴に導いた喜田村洋一弁護士など、その筋の弁護士の方に依頼した方が良かったのではないでしょうか。もとより、喜田村弁護士が実際に弁護を引き受けて下さるかは、別問題ですが。
口幅ったい言い方で恐縮ながら、無論、専門家が「専門外」のことに言及すること自体はご自由でしょうが……最低限の下調べというか、今少し公の場での言動の影響力について「ご再考」して頂けると恐悦至極に存じます。
ある意味、後先を考えているようで考えていない、「無謀」を「勇気」と履き違えて投機的な「冒険」にのめり込んでしまった、昭和の「堂々たる日本人」たちの過ちを繰り返す勿れ……と非礼を百も承知で、諫言を呈します。嗚呼、主語が大きかったですね、これは失礼致しました。
余談ながら、亀田センセイ。やはり、出処進退って、大事だと存じ上げますが。進退伺いの件、改めまして、ご検討宜しくお願い申し上げます。